2015年。遂に、秋田県のサクラマス事情が大きく変った。
僕らサクラマスフリークにとっては、待ちに待った、解禁日の前倒し。
4月1日解禁。秋田のサクラマス釣り。そのスタートが、カウントダウンに入っている!
秋田県のサクラマス
フレッシュラン。
河川への遡上を開始したばかりのサクラマスは、ルアーに呆気なくヒットしてしまう場合も多く、ランに当たれば、ビギナーにだってチャンスがある。
ところが、昨年まではと言うと、解禁日は6月1日だったワケで。。
(注:冬季解禁期間というのもあります)
「夏サクラ」と称され、既に川に入って久しい強敵を相手にせざるを得ない場合も多かった、秋田のサクラマス釣り。
ルアーへの反応も極端にシブく、解禁初日に各エリアでストックされていたヤツがバタバタと釣られてしまうと、なかなか翌日以降に続かない。宝くじみたいな釣りが余儀なくされていた感じがありました。
でも、今年からはちがいます。
フレッシュランを狙ったサクラマス釣りだってできるのです。
まさに“桜“のイメージ。
これからは、サクラマス本来の攻略法で、「やはり、手強い。。」などと、正しく悩むことができます!??
米代川のサクラマス
米代川。
秋田・青森・岩手県境にまたがる中岳に源を発し、能代市、二ツ井町で支川最大の流域面積を持つ阿仁川や藤琴川などと合流、その後、日本海に注ぐ、流路延長136kmの一級河川。
遠征の計画は済みましたか?
米代川解禁直前の地元情報を上州屋 能代店で聞きました。
現在の水位は、ほぼ例年通りか、少し多め程度。
渇水イメージはありません。
雪代はどうか?
米代川のサクラマス釣りで雪代を気にすることになるとは、なんとも贅沢極まりない。。なんて。(笑)
雪代は多い年だと、4月には濁り初め、5月のゴールデンウイーク頃をピークに、中旬位で収束を見せてくる。
この冬は降雪が少なめだったので、早めに濁り初め、早めに収まる見通しだ。
で、今はどうかと言うと、まだ、雪代はない。とのこと。
暖かい日が続いているから、この先、徐々には影響が出て来そう。。と、言ったところです。
そして、こちらも気になるアングラー達の動向。。
平日の解禁となったのは、ある意味、幸いするカモですが、何と言っても、サクラマスフリーク達の夢が遂に叶った4月の解禁。
人は多い。これは避けられないみたい。
フレッシュランを狙うなら、当然、おススメは下流域。
でも、皆、そう考えている?
近年ではあまり心配する必要がなくなってきた場所取り合戦ですが、またまた勃発する可能性も。
くれぐれもトラブルのない様、スマートにいきたいところです。
注意してほしいコト。その他。
その1:
遡上サクラマスは、基本、“釣り下りの釣り”です。
込み合っていて、到底、釣り下るコトができない様な状況であっても、先行者の下流側への割り込みはトラブルのもとです。
先にいた人には一声かけて、魚が釣れた時には、オメデトウ!などと声をかけてもらえるくらい、いい関係を築いてください。
その2:
本流の太い流れって、スゴク押しが強いです。ムリなウェーディングはやめましょう。
それと、PFDのポーチ、プシュっと引っ張るとライフジャケットが飛び出すヤツ。
僕はあれを腰につけてマス。安全第一。
その3:
土手とかに駐車してトラブルの発生!みたいなコトが、毎年、解禁日には起きてます。ご注意あれ。
その4:
遊漁券は、釣具屋さんで買えます。コンビニで扱っているところも一部あるみたいです。
日釣り券、3,500円。(現場売りは、今年から5,000円です。)
その5:
いろいろあるから、漁協のHPとかもチェックしよう!
秋田県内水面漁業協同組合連合会
● それでは皆さん、秋田の春のサクラマスであります!存分に楽しみましょう!
(even)
取材協力:
上州屋 能代店