遂に4月の解禁が現実のものとなった、秋田県のサクラマス。
なかでも人気が高いのが、米代川。
昨年までは6月が解禁だったワケで、僕らはまだ、米代川の春サクラを知らない。
4月1日の解禁から2日が過ぎた。どんな状況だっただろうか?
そして、気になる今後は?
上州屋能代店、大原祐介さんに伺った。
解禁!米代川のサクラマスは微笑んだか!?
実は、上の写真、この解禁で釣れたものではないんです。(ゴメンナサイ。。)
釣れていない。。 これが現実。
県内河川全体を見渡しても、今のところ、釣果情報を得ることができていない。
理由は、雨と濁り。
あいにくの雨続きと、その増水。初日だけでも30~40センチは増えたから、流下物も多かった。
そして濁り。雪代も多少混ざったカモしれない。
当然、雨だからローライトな状況。
増水傾向となると、恐ろしいほど釣ることが難しい魚。それが遡上魚としてのサクラマスだ。
遠征派には、実にリスクの高い釣りとも言える。
それでも、あの強いファイトと、美しすぎる魚体。。もしかしたら釣れないことだって魅力のうちカモ。などと思えてくるほど。
だから、サクラマスアングラー達は懲りない面々であります。
チャンスはあるか!?
予報では、6日までは雨模様。なんともヤルセナイ気分になります。
でも、増水があるからこそ、チャンスとなる減水のタイミングが生まれるワケです。
仮に4月7日には雨もあがっているとして、3~4日間くらいかけて落ち着き始めるとすれば、減水に向かうのは4月の10日くらいからか。
これが、大原さんの予想。4月のうちは下流部に軍配が上がる。とも言う。
僕らはまだ、米代川を知らない。
ローカルアングラーは別として、遠征派にとって、米代川といえば、6月の河川だ。
この時期の米代川を僕らはまだ、理解していない。
だから、夜駆け朝討ち?を企む遠征アングラー達は日が昇ると共に、気が沈む。
「いつものあのポイントは何処??」となる。場所によっては、川岸に立つことすらできない場合もあるカモ知れない。
そう、圧倒的に水量が多い。下流域であれば、イメージより1メートル以上は多いモノと心得よう。
毎年の秘密のポイントは、この時期、無い。そんなつもりで挑みたい。
初めての川のつもりで前日入りして、狙うポイントを決めるのが、吉。
遡上のピークは4月の後半から
残念ながら、例年と比較すると、今年は遡上が遅い上、個体数が少ない。らしい。
一番おいしい時期は、4月の20日前後から、ゴールデンウイーク明けくらいまで。らしい。
とは言え、6月までに、あと1メートル以上は水位が下がるってコトでしょ!
広い視野で捉えれば、ズゥ~と、減水傾向じゃないですか!
超・ラッキー! チャンスの連続ぅ~!!
何とも僕って、お気楽なサクラマスジャンキーであります。
(even)
こちらも、チェック!
秋田県内水面漁業協同組合連合会
取材協力:
上州屋 能代店