- 2015-7-24
- 渓流と湖の釣り/IN THE FIELD
- 渓流, Rough Stream, イワナ, ヤマメ
表層を愉しむ
真夏に向けて、表層から少し下の層までを引いてこれるルアーを中心にチョイスをしてみる…
このルアー達を渓流の流れに持ち込んで、スリリングな駆け引きを楽しみたいという心づもりで…
準備をしている時のワクワクは今も昔も変わらない。
フッキングを重視するために、フックはシングルのスイミングフックをメインにして装着する。
この少し前のルアーを操作するのは、最近のロッドながら、しなやかなティップを持つブラキストン。
リールは自分なりにフルチューンを施したカーデイナル33X 。
ラインは使い慣れたナイロンの6ポンド、視認性を重視したサイトエディションを巻いた。
いつものように事前準備とイメージトレーニングはバッチリ!
最近のタックルを用いて、少し前のルアーを操ると、また新しい世界が見えるような気がする。
ここ最近のちょっとしたマイブームみたいな感じで色々試している。
この日も、流行りの渓流ルアーらしからぬルアー達の中から、まずはレーベルのカエルをチョイスして意気揚々と歩き出す。
ここのところ このあたりは雨らしい雨が降っていないようだったが、なぜかやや水量が多く感じられ笹濁り状態。
選択が良かったのか、運が良かったのか、数投で良型のイワナがチェイス。何度となく口をパクパクと開け閉めしてカエルに夢中だ。
そしてカエルがヨロヨロとバランスを崩した時に、そのままバイト!
カエルのどことなく不安定なアクションに焦りながらイワナが出てくれた!
一部始終を目の当たりにし、なんとも言えない高揚感に痺れつつ、シャッターを切る。
素晴らしいファイトをしてくれたイワナに感謝して丁寧に流れに戻す。
続いて、状況を見るためにミノーも投げてみると、反応は良く夏らしいヤマメが来てくれた。今日は色々楽しめそうだ。
先ほどよりもさらに濁りが増したように感じられた。そこで、手前にあった支流の沢へ方向転換!歩いたことのない沢なのでたのしみだ。
好きなルアーで良いイワナに出会えて今日はもう十分かなという気にもなってしまいそうだが、他にも色々試したい事やルアーもある。
カエルでヤマメを追加して、
次は少し下のレンジも探るべく、コットンコーデルのCCシャッドを投入すると、直ぐに応えがきた。
そこで、さらにヘドンの一番小さなタドポリーを結ぶ。
実の所、半日ほどこのルアーを投げ続けてもバイトまで持ち込めなかった前回の教訓を活かし、今回はまた少し工夫をしてきた。
これが功を奏したのか、レンジとアクション、その他の要素もバッチリだったようでヤマメに好反応だった。
次に、レーベルのタドフライ。
こうなればいかにして色々なルアーで楽しめるかを試したい。
魚達は表層を意識しているのか、テレストリアルなパターンが嵌っているのか、状況が良かったのかあっさりこちらも結果が出る。
こんな時もあるから面白く難しい。また色々試してみよう。次のプランを練りながらまた思いを馳せるのでした。
[タックル]
ロッド:D3カスタムルアーズ、ブラキストン503UL
リール:ABU、カーディナル33X (Availカスタム)
ルアー:レーベル、Weeフロッグ、タドフライ ・ へドン、ミニタド ・ コットンコーデル、CCシャッド ・ Rough Streamミノー5cm
フック:レベルフィッシング、ミノーブラック#1~3
ライン:ヤマトヨテグス、サイトエディション6lb
ネット:Rough Stremネット(S)
[カメラ] ペンタックス WG-3
[ロケーション] 東北 7月