- 2015-6-23
- 渓流と湖の釣り/IN THE FIELD
- 渓流, Rough Stream, イワナ, ベイトリール
ストリームをベイトタックルで!
前日、ベイトリールにPEラインを巻いてみた。
以前から、このベイトリールにはPEラインが相性良いと感じていたので、今期も新しく0.8号を巻きなおし、リーダーに8ポンドのフロロをセットした。
アブの1601cというマニアックな丸型のベイトリール。
だいぶ前に生産は終了しているが、未だに人気があるらしい。
このリールには最新のパーツを用いてアップデートし、フルチューンを施してある。
超浅溝のスプールやハイギアなどの効果で渓流で使うような軽いルアーもストレスなく飛んで行き、アップストリームでもきっちり巻けるので、新しく入手したベイトロッドと組み合わせて楽しみたいと考えていた。
渓流でベイトタックルを使用する理由は釣り人によって様々だと思うが、僕の場合、趣やスタイル、ベイトタックルのキャストを楽しみたいというのが主な理由だ。
人によってはベイトタックルの方が低い弾道でキャストして攻めることが出来たり、手返しが良いという理由でベイトを選ぶかもしれない。しかしながら、そういった理由からではなく、やはりベイトの感覚を楽しみたい。
いつもの渓流ルアーフィッシングが180度変わるのは間違いない。
6月上旬 東北の渓流にて
準備はバッチリ!イメージトレーニングをしながら車を走らせて現場に到着。
やや渇水なのが気になるが、きっとなんとかなるだろう。
当日はイワナの活性が高かったようで、ヤマメの反応よりも、どちらかと言えばイワナが元気よく飛び出してきてくれた。
季節を感じさせてくれる花がいくつか目と心を和ませてくれる。
流れに向かいながら、慎重にキャストしていく。
優秀なブレーキシステムに変更しているものの、ルアーチェンジ直後は注意してないと、たまにバックラッシュしてしまうので気が抜けない。
そんなどうでも良い事を楽しみながら自然の中に身を置ける事はきっと物凄く贅沢なのかもしれない。
それでもさらに欲を出しながら釣り上がる。
ベイトタックルたがらというわけではないが、この時、好きなルアーのひとつであるラパラのシャッドラップを結んでいた。
キャストし、着水に備えてスプールをサミング。ハンドルを回してロッドアクションを入れていく。
一連の動作の中でいつ来てもおかしくはないのだか沈黙が続いていた。
そして、気が抜けた頃に 突如ゴン!という衝撃と同時に流れの中でギラギラと翻る魚体。
ここでも美しいイワナ。
こうして汗をかきながらベイトタックル片手に歩いては投げ、気がつけば数時間堪能してしまいました。
[タックル]
ロッド:アングラーズリパブリック、エゲリアESNC53UL
リール:ABU、アンバサダー1601C(アベイルカスタム)
ルアー:D3カスタムルアーズ、ダリア ・ ラパラ、シャッドラップ
フック:レベルフィッシング、ミノーブラック
ライン:ヤマトヨテグス、PEレジンシェラー0.8号、フロロリーダー8lb
ネット:Rough Stremネット(S)
[カメラ] ペンタックス WG-3
[ロケーション] 東北