[渓流と湖の釣り/IN THE FIELD vol.9]オールドミノーイング!

オールドミノーイング

オールドミノーイング!

 

レイニーシーズンの深夜、下道をひた走る。
国道から県道へ、懐かしい記憶を頼りにハンドルを切りながら…

 

福島の渓流

梅雨の晴れ間、本当に久々の釣行となったこの渓流。
福島を流れる河川に相方と来ていた。
おそらく十数年ぶりくらいだろうと、記憶している。

当時、この場所では よくガルシアのグラスロッドにミッチェルを組合わせ、ルアーは自分の作ったスプーンやダーデブル、セルタやメップスをキャストして楽しんだものだった。

その時のイメージで、今回準備したタックルも勿論ガルシアにミッチェル。
今回はちょっとロッド的に無理があるかもしれないけれどラパラのミノーを中心に使ってヤマメを狙っていこうとコッソリ考えて準備してきた。

オールドタックルとヤマメ

ガルシアとヤマメ

ベナンベナンなガルシアのグラスロッドの特性を上手く活かして、撓りを利用し、イメージとしては鞭のように曲げつつ、弾き飛ばすようなキャストを心掛ける。

ラパラのシンキングミノー、CD5をナイロンラインで操りながら、ミノーだけでなく胸や心を踊らせる。
目に飛び込んでくる景色と、記憶をアジャストさせながら、一歩一歩楽しむ。

福島の渓流

 

ガルシアとミッチェルのタックルに慣れてきた頃には当時を思わせる美しいヤマメが変わらずにいくらか相手をしてくれていた。

ヤマメのパーマーク

しかしながら、魚影はその当時から比較すればかなり薄くなってしまったかもしれない。
少し寂しい気持ちになりながらも渓流の記憶を辿り、昔、何度か歩いたコースを思い出す。

福島の渓流

あのカーブの先には…
良いポイントがいくつも点在する景観は当時と変わらず、ひっそりと素晴らしく美しいヤマメを育んでくれていた。
既に夏の装いを感じさせるヤマメが程々に相手をしていてくれたのも束の間、

ヤマメのパーマーク

支流に進み、その先から這い上がる。
本当に懐かしいコースだった。
帰りの徒歩では相方と当時の思い出話にも花が咲く。

またこよう。
そう思わせてくれる渓流があることに感謝して帰路に着きました。

 

福島の渓流

オールドタックルミノーイングでヤマメ

 

 

オールドタックル

[タックル]
ロッド:ガルシアコノロン2132FGH
リール:ミッチェル308
ルアー:ラパラCD5
フック:レベルフィッシング、ミノーブラック#3
ライン:ヤマトヨ、ファメルトラウト6lb
ネット:Rough Stremネット(S)

[カメラ] ペンタックス WG-3

[ロケーション] 福島県

RoughStream

PHOTO & TEXT

[IN THE FIELD] The first angler
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