- 2014-9-2
- トラウト注目記事
タックルハウス、ネクトン
手前がNF90、ネクトン/フローティング/90ミリ。
まん中はNF105。
奥はNS105、シンキングです。
タックルハウスの重心移動システムは、トラウト用ウッドミノーK-TENへの搭載に始まり、ソルト用プラ製のブルーオーシャンを経て、プラのフレッシュウォーター用へ波及します。
だから、トラウトをやるアングラーにとって、同社のプラ製ミノーは、このネクトンが初。
それまでブルーオーシャンをつかっていたので、ネクトンの登場はかなり嬉しかった。
トラウトルアー図鑑15: K-TEN
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/k-ten.html
トラウトルアー図鑑29: K-TEN ブルーオーシャン
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/k-ten-blue-ocean.html
これは、あくまで僕の印象ですが、湖のトラウトであれば、ウッドのK-TENのほうがいい。
理由は、ウエイトが暴れて発する音。
あの、クランクベイトのラトル音の様な、コトコト、カタカタ。これが、あまり好きにはなれないから。
ウッドのK-TENなら、ほとんど気になりません。
渓流や本流の釣りでは、水流の音にかき消されるせいなのかどうかは??ですが、この音のせいで釣果が落ちる。という印象はそれほどない。
だから、河川でのサクラマスフィッシングなら、流れに強く、ロングキャストが出来るミノーであれば、とりあえず大歓迎なワケです。
ただ、コトコト、カタカタが、ゼンゼンOKかというと、そういう訳でもなく、結果が芳しくなければ、自分の腕をさしおいて、音の影響を疑ってみたりするワケです。
だから、少しは音、気になっている。
ネクトンの場合、重心移動のウエイトから発する音以外に、一番前にある固定ウエイトにもガタツキがあるから、ここでも音が出ます。
で、この固定ウエイトの大きさを変えるコトで、フローティングとシンキングの2バージョンを作り分けている。
フローティングでは、このウエイトが小さい分、かなり暴れてカラカラと鳴るし、シンキングでは、暴れが少なく、カチカチと鳴ります。
ネクトンは残念ながらディスコンとなってしまいましたが、今では、全くこの音を廃絶したプラスチック製ミノーをリリースしているメーカーも随分とあったりします。
河川のサクラマスは、気難しいというか、気まぐれというか。。ただでさえ釣れないから、とにかく、気になるコトがあれば、白であれ黒であれ、片っ端から潰してかかる必要があるのカモしれません。
釣れない言い訳が、どんどん出来なくなります。
(even)