トラウトルアー図鑑24: ピンテール

ジャクソンのヘビーシンキングミノーで、ピンテール 。オフショアの釣りをコンセプトに開発された様ですが、ショアからのアングラーにも人気がある様です。 PT20は、シリーズ中、最小の、7センチ。20グラム。 トラウトアングラーの注目も集めました。

ジャクソン、ピンテール
ヘビーシンキングミノー。小さくて重い。

オフショアの釣りをコンセプトに開発された様ですが、ショアからのアングラーにも人気がある様です。
シーバスを始め、幅広くソルトの釣りに対応できる。

で、このミノーのラインナップ中、最小のモノが、写真のピンテールPT20。
7センチで20グラム。(フックは交換しています。)
8フィート以上のロッドであれば、トラウトロッドの中にも、この重量をキャストできる性能を持つモノは、そこそこ、アル。
そこで、今度はトラウトアングラーの注目までも集めたワケです。

この重量を考えれば、当然なのかもしれませんが、ファストリトリーブ専用。というコトになっている。
だから出番が限られてしまうのは事実ですが、超ロングキャストが出来るトラウト用ミノーという意味では、貴重なルアーの1つです。

中禅寺湖のレイクトラウトは、トローリングでなければ釣れない。
以前は、そんな風に言われることもありました。
キャスティングでは射程距離に入らない。
今も、そんなイメージは根強いし、ある意味、正しくもあると思います。

でも実際は、岸からだって、狙って釣ることができます。
特に最近では、スライド系と呼ばれるスプーンの登場も一役買っているし、これはあくまでも主観ですが、魚自体も多くなった様な気がします。
狙う時期と狙う場所によっては、案外、岸寄りであってもヒットして来ます。
ただ、いつもベストなタイミングと場所で、釣りができるワケでもないから、やはりロングキャストが求められる場合が多いのも事実。
ミノーのシチュエーションであれば、ピンテールの可能性は高まります。

本流の釣りなら、対岸のブッシュ際だって狙うことができるし、重さを生かして太い流芯のボトムまで、きっちり送り込んでやることもできる。

ピンテールの様な重量級ミノーと、それを扱うことができるだけの性能を持ったタックルの登場は実に嬉しい限りです。

(even)

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