トラウトルアー図鑑16: ツインクル・シンキングディープダイブ

タックルハウスのツインクル・シンキングディープダイブです。シンキングタイプのミノーではありますが、使い勝手としては、深く潜るフローティングミノー。そんな感じがいいかもしれません。

タックルハウス、ツインクル・シンキングディープダイブ

小型なものは渓流トラウトでも高い実績のある、ツインクルのシンキングディープ。
写真は104ミリサイズのTWSD-104。

104ミリといってもリップが長いから、僕の場合は13センチミノーのイメージで、やはり湖でのブラウントラウト用です。
河川のサクラマスで使うには、アクションはいいのだけれど、正直、もう少し飛距離が欲しくて、最近ではあまり使用の機会が無くなってます。

タックルハウスといえば、トラウトルアー図鑑15 K-TENでご紹介した、重心移動システムの元祖として有名ですが、同社の原点はツインクルにあり、このシンキングディープも、同社の大切なウッドミノーとして、常に確固たるポジションをキープしてきた、固定重心の傑作です。

トラウトルアー図鑑15: K-TEN
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/k-ten.html

湖のトラウトでミノーを使用する場合、基本的にはフローティングタイプを使うことが多いかと思います。
で、トレースコースのレンジを少し深くしたい。という場合、例えばキクチミノーの様にタイイングアイが横アイであれば、アイの向きを変えてやることで、比較的簡単にレンジ調整が可能です。

トラウトルアー図鑑14: キクチミノー
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/kikuchi-minnow.html

縦アイの場合は、ミノーの種類を交換するのが一般的でしょうか。
つまり、深めに潜るミノーに変える。

ただ、いずれの場合も潜るレンジには限界がある。
そこで、シンキング。です。
シンキングだから、どこまでだって沈められる。

けれど、湖でミノーをそんなに深く沈めて、いい思いをしたことは、僕は、ない。
だから、フローティングミノーより、もう少しだけ深く。そんな時に、そんな使いかたをしています。

このミノーは、シンキングといってもスローな沈みかただし、使い勝手やアクションもシンキングっぽい感じはなく、あくまでも深めをトレースできるフローティングミノー。そんなイメージの使用が可能です。
浮いてこないワケだから、全く同じという訳にはいかないけれど、ストップ時の姿勢もすごくイイから、あまり気にはならない感じです。

沈ませながらラインでアタリをとるホットケメソッド。なんて、チョットオモシロそう。。などと考えたりもします。
試したコトはありませんが。

(even)

関連記事

ページ上部へ戻る