- 2014-10-8
- ブラックバス注目記事
- [●●が教える], 遠賀川, 秋
チャーリー近藤が教える、10月からの遠賀川!秋のバス釣り大作戦。
近藤健太郎プロフィール
ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中の、チャーリー近藤こと、ご存知、近藤健太郎さん。
福岡県のメジャーフィールド遠賀川のほとりでルアーショップ・ロッドマンを営むと同時に、フィッシングガイドサービスも行う。
O.S.Pプロスタッフとしての実力はホンモノで、遠賀川のキーマンとして並木敏成氏からの信頼も厚い。 JB九州に参戦し、常に安定した成績をおさめる。
遠賀川のポテンシャルと、ガイドのポテンシャル。
全国バス釣り大会、夏までの中間リザルトでも、こと、デカバスの釣果情報がコンスタントにもたらされたエリアと言えば、福岡県は遠賀川。
大会規定であるリミット3本のバス合計体長争いで、暫定首位と2位を走るのは、共に遠賀のバサー。
釣らせているのは、ガイドを務める、チャーリー近藤だ。
この秋もTOP50を狙え!全国バス釣り大会 中間リザルト
https://www.lure-life.com/news/blackbass/sfgj-result.html
この秋、遠賀川がスゴイ。
遠賀の秋にはとても魅力がある。と、近藤さんは言う。
適水温のフィールドは、ベイトもバスも活性が非常に高いから、同じバス釣りでも、アプローチ方法が多彩だし、ゲーム性も高い、エキサイティングな季節。
例年に比べ、特に今年は、あたりまえの様に50UPが出る。個体数が多いのだそうだ。
と言うコトで、10月18日に放送されるThe Fishing (テレビ大阪系列)、ロケ地は、10月第一週目の遠賀川。
福岡入りしたのは、あの、並木敏成氏。ダ。
10月1日、ロケ前のプラクティスでは、並木敏成&チャーリー近藤の、超ハイスペックバサーによる、バス釣り大作戦が確立。
ロケでは、近藤艇が、あうんの呼吸でTVカメラ艇を務めた。
一部始終は、当然ながら近藤さんの頭の中にある。
そんな近藤健太郎さんに、10月、11月の遠賀川バス釣り大作戦を伺った。
▲近藤健太郎、本年 秋のワンシーン。
遠賀川 秋のキーワード
■キーワードその1: シャッド
シャッドを巻きまくれ!
これが、近藤さんの第一声。フローティングもいいが、サスペンドがおススメとのこと。
冬から春のイメージが強いシャッドだが、ここ3、4年、氏が最も注目しているルアーだという。
もう、季節を問わず、オールマイティーに結果を残せるルアーといったほうがいいかもしれない。と表現するほど、遠賀川にはベストマッチだし、恐らくどこのフィールドでも、基本、通用するルアーであるハズ。
クランクベイトや、スピナーベイトに代表される波動の強いルアーとくらべ、シャッドは弱い。この絶妙な弱さ加減が良く、ライギョはともかくとして、コイでも、ヘラでも、ボラでも、ハスでも、とにかく良くヒットする。
リアクションと同時に、それくらい食性にも非常に強く訴えかけることができるルアーだという。これは強いルアーでは、決して起こり得ないコト。
チャターベイトも良く使うというが、これに反応が全く見られない時であっても、シャッドなら一発。は、良くあるという。
また、ケタバス(良型のハス)をたくさん釣ってやると、そこにいる本命、ブラックバスのスイッチをも、入れてやることができるらしいから、外道は大歓迎!カモ。
■キーワードその2: 王道の釣り
遠賀川、秋のバス釣りで、本来キーとなるべき、その筆頭は、エビ。
中でも中核をなすのは、間違いなく手長エビ。圧倒的な量。まさにバスの主食だ。
但し、最初のキーワード、巻きモノのほうが広く探れるし、アピール力がある分、結果が早い。
だから、その日のコンディションで、シャッドの効かない日和であれば、ここで初めて王道をゆく。
遠賀川はリップラップ(ゴロタ石のエリア)が多いから、石の隙間に入り込まない様、少し大きめ、5インチ程度のクローやシュリンプ系のワームをテキサスでリグって、ピッチングする。
おススメは、グリーンパンプキンカラー。
シンカーは3.5グラム位。重すぎると石に喰われるから、根掛りなどのトラブルを減らす工夫が最優先だ。
■キーワードその3: ボートの釣り
冒頭でも触れた通り、秋のバス釣りは、アプローチ方法が多彩。
魚の行動範囲が広いから、色々なポイントを広くランガンするためにも是非、ボートからの釣りを覚えたい。
バスの付き場が良く分かる様になるという。
他にも、極地的な荒食いを見せるエリアが出現する場合があって、例えば、橋脚周り。10本中の1本だけ。そこのみで爆釣。なんて、特別なことが秋には起こったりするから、やはりボートが有利。
バスボート体験の鮮烈な記憶も影響してのことか、近藤さんのショップ、ロッドマンのお客さんの多くがアルミボート等を購入し、遠賀川を攻める。
遠賀川下流域は川といっても、体感できる程の流れは発生し辛く、どちらかと言えば、湖などに近いイメージだから、ボートでの釣りに向いている。
この時期おススメポイントは、まずは岸ベッタリ。陸っぱりから狙うのなら、水際こそがポイントだから、時にはストーキングも必要。
沖に向かってのキャストはチョイ違うカモ。
次に、旧河川のブレイク。
川幅が狭かった頃の本流スジは、水深1~1.5メートル程度のフラットから、3~4メートルくらいまで一気に落ちる。
加えてこのブレイクには、杭や石、ブロックなどが、そのまま残されていたりするから、絶対に見逃せないポイントを形成している。
ここを魚探で位置を確認しながら、丁寧に攻める。
バンクも絡むから、根掛りを嫌うなら、シャッドよりはワームがおススメ。
近藤さんいわく、足場の安定した陸っぱりの釣りと比べ、ボートからの釣りをする様になると、向こうアワセに頼らない、シャープなフッキング技術が身につくそうだ。
■キーワードその4: 遠賀川を極める。
これは、チョット難しいことかもしれない。
色々なフィールドが気になってしまうのも事実だし、決してそれが悪いワケでもない。
ただ、秋の遠賀で人と差をつけたいのなら、くり返し通う。これは間違いなく大事。
いつもとの違い。ちょっとした変化に気付けるかどうか?がポイントだ。
昨日までは無かった岸辺の流木であるとか、先週は浅すぎたカバー、何でもいい。
見落とさないで攻められれば結果に繋がる。
チャーリー近藤 おススメのルアーはコレだ!
▲ハイカットSP(O.S.P)
▲想流シャッド58SP(ジャッカル)
▲ドライブクロー各種(O.S.P)
▲ドライブシュリンプ各種(O.S.P)
▲チャンクロー(ジャッカル)
ガイドサービスの予約
ボートを購入しよう!とはなかなか言えないから、是非とも近藤さんの超イケてるバスボートに一度乗ってみたい。
腕利きガイドのレクチャーを受ければ、スキルアップはもちろんのこと、バス釣りの視野が格段に開けてくるハズ。
それから、業界ツウならではの、あんなコトこんなコト。。そんな視野だって開けるカモ。。?
ルアーライフのサイトページから、近藤健太郎さんのショップ、ロッドマンのサイトページへジャンプすることができるから、早速、ガイドの予約をしてみよう。
ロッドマン
https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=147
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