北山睦が教える、9月、10月の三瀬谷ダム!秋のバス釣り大作戦。

北山睦さん。2014年JB TOP50ゼッケン57番。 三重県初のTOP50選手としてトレイルしながら、ホームレイクの池原/七色を中心にフィッシングガイドもこなす。

北山睦が教える、9月、10月の三瀬谷ダム!秋のバス釣り大作戦。

北山睦プロフィール

ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中の北山睦さん、2014年JB TOP50ゼッケン57番。
三重県初のTOP50選手としてトレイルしながら、ホームレイクの池原/七色を中心にフィッシングガイドもこなす。

北山睦おススメのフィールドはズバリ、三瀬谷ダム!

北山さんと、あれこれ検討をした結果、この秋のおススメは三瀬谷ダムに決定!
三瀬谷は色々な釣りの展開を体験出来る、教習所的な存在だという。
リザーバーの釣りの基本を覚える上でも、まさに理想的。
腕を磨いたら、是非、池原ダムのビッグワンにもチャレンジしたい。

秋は三瀬谷で決まり!

三瀬谷ダムは三重県の清流、宮川水系に位置する川型リザーバー。
過去にJBワールド戦も2回開催されるなど、エレキオンリーのフィールドながら、かなりメジャーなレイクです。
もみじの里公園のスロープから上流までは、満水時で8キロほどあり、ブラックバスのストック量は相当に多い。
秋、バスのサイズに関してはバラツキが出るから、集中して大物を狙うといった展開にはなりにくいものの、数では大きな期待が持てるフィールドだ。

北山睦、秋のブラックバス 
▲ 北山睦2013年秋の思い出。

三瀬谷ダム 秋のキーワード

■キーワード その1:水温と溶存酸素

秋は釣れる。そう教えてくれるのが三瀬谷。夏の高水温から一転、9月、10月には20℃前後の適水温となり、低くなっても18℃程度。だから、押さえどころさえ心得ておけば、そうそうアブレることはない。
バスの活性はバッチリで、アグレッシブにベイトを追い回すシーズンが到来する。
溶存酸素もタップリあるから、バスの代謝もあがる。

■キーワード その2:ベイトフィッシュと巻きモノ

夏のエビなどを意識した釣りとは一転、小魚を意識した、巻きモノの釣りが展開できる。
長い距離をチェイスしてくる、エネルギッシュなバスを見られる様になるのもこの季節。
巻きモノで釣れるなら、それに越したコトはない。ナント言っても楽しいし、ゲーム性も高い。このチャンスに、キチンと巻きモノをマスターしてしまおう。シャロー、ミドル、ディープの各クランクベイトで、その日のレンジを探る。
日向であれば、チャターベイトや、スピナーベイトにも期待。

■キーワード その3:濁りと水中光量

一概にクランキングと言っても、前述の様に長い距離を追ってくる様な展開は、濁りが少なかったり、水中が明る目な日に多い。
ローライトだったり、濁りが強めだったりしたらお手上げ?いや、そんなコトはない。これはこれで、バスの付き場の傾向性がより明確になって来るから、狙いどころさえ分かっていれば、かえって釣りやすいとも言える。
よりレンジの深い釣りを展開しよう。ハードボトムのエッジなどを極タイトにクランキング。ボトムタッチの回数は多ければ多いほどイイから、ポイントに対しては、少しオーバースペック気味な潜行深度のクランクベイトを選ぶ。その位タイトに攻める。岩盤もイイ。

■キーワード その4:リーリングスピード

北山さんが、一つ付け加えたのは、クランクを巻くスピード。ゆっくり巻きすぎる。そういう人が圧倒的に多いのだそうだ。で、巻きモノは釣れない。などとボヤいたりしてしまう。。
クランクを引く以上、ヤル気のあるグッドコンディションなバスを狙いたい。

■キーワード その5:ワーム

ワームがダメかというと、何もそういうワケではない。ゼンゼンOK。
アピール重視で少し大きめのワームを選ぼう。
特にスローな展開が効く。そういう日があるのも事実で、そんな日は、ヒットするレンジ、ストライクゾーンが相当狭かったりもする。
この時、おススメなのがノーシンカーでの落とし込みの釣り。
ストーんと落ちていったのでは、ヒットゾーンを一瞬にして通り過ぎてしまうことになる。
通り過ぎたら、もう追わない。

北山睦おススメのルアーはコレだ!

潜行深度別、おすすめクランクベイト▲潜行深度が異なるクランクベイトセレクト
上:ワイルドハンチ(エバーグリーン)
中:ディープ-X300(メガバス)
下:マッドペッパーマグナム(ティムコ)

 ハイドアップ、HU-300▲ハイドアップ、HU-300もいい。潜行深度は3メートル!

 ジャッカル、ブレイクブレード▲表層狙いなら、ブレイクブレード(ジャッカル)

バークレイ、ビッグクローラー▲スローな釣りなら、ビッグクローラー(バークレイ)

 
■ガイドサービスの予約

シーズナルパターンというより、バスの生態をキチンと理解すれば、釣果は必ずついて来る。北山さんがいつも口にする言葉。。
“パターン”や、“引き出し”というより、“理解と応用”。北山さんと過ごす釣りには、そんな表現のほうが、よりシックリとくる様な気がします。
ルアーライフのサイトページから、北山睦さんの“Kitayama Fishing Guide”サイトページへジャンプすることが出来ますので、早速ガイド予約をしてみよう。

実際のポイントを前に解説して頂きながらの楽しい釣りを、この秋、是非!

Kitayama Fishing Guide
https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=13e

(ア)

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