- 2014-5-2
- ブラックバスルアー
米バグリー社。
この会社のルアー、ほとんどがバルサ製で、クランクベイトに関して言うと、かなりのバリェーションがあります。
バルサのクランクベイトといえば日本ではバルサ50が有名となりましたが、歴史はこちらのほうが断然古く、性能だって負けてはいません。
ただ、ラトルルームを持たないので、これぞバルサプラグのラトルサウンド!っていうのは味わうことができず、少々、残念ではあります。
仕上げは個性的かつ大変美しく、この会社のものは一目でわかります。
僕はバルサ50のが大好きなので、クランクでトップウォーターとなれば必ず50に手が伸びますが、バグリーがダメかというと、全然そんなことはありません。
中古が非常に安く出回ってますので、ミスキャストを恐れず、ガンガンいけます。
さて写真ですが、こちらはディープダイバーで、相当深く潜るタイプです。深く潜るクランクは数々あれど、バルサとなると、バグリーは貴重です。
50でもディープはリリースされましたが、深度ではやはり、こちらが勝ります。
バルサの泳ぎはとてもキビキビしてます。浮力も強いので、リーリングやロッドワークで、微妙に動きが変わるし、変えられる気もします。“巻き”をON/OFFの様に表現するのは大雑把過ぎると感じてしまう程です。
プラ、ウッド、バルサ。マテリアル特有の効果って、それぞれ感じるコトがありますよネ。
ブラックバスでも、トラウトミノーとかでも。
どれがイイ。どれがワルイということではなく、タマ数として色々あったほうがいいし、無いと不安を感じてしまう。
良く知らないところへ出かける場合とかは特に。アレも、コレもって、持って行きたくなります。
出番の可能性を計りきれない。困ったモンです。
僕は秋、ほぼ垂直に切り立った様な岩盤のポイントで、スゴーく深そうで、水が良さそうで、そんなポイントを見つけると、途端に、このバグリーを結びます。ほぼ無意識に。
岩盤と平行にキャスト、一気にダイブさせて、ゆっくりと引いて来ます。
理由は分からないのだけれど、ものすごくドキドキするんです。デカイのが、ゼッタイ来るって。
このドキドキ感がハンパない。。
で、大体、予感だけで終わります。
でもなんか、トキメキたいんです。
(ア)