- 2014-7-1
- ブラックバスルアー
フェンウィック FC60
トップウォーター・プラッガー垂涎の名竿、ロクマル。
当然、今はいいロッドが色々とある訳ですが、そんなロッド達と、尚、肩を並べて張り合うことの出来るロッドです。
アタッチされるグリップのデザイン形状を変えつつも、フェンウィックの歴史の中で常に重要なポジションとして位置付けられて来たグラスロッドです。
中でも、1976年~1980年初頭くらいまで販売された、ランカースティック2000シリーズでは、後に、通称“白帯“と呼ばるタイプのガングリップを装備していて、カメレオンブラウンの美しい色調と共に、特に大きな人気を博しました。
僕にとっては憧れだけに終わったハズでした。
写真は、フェンウィック50周年記念モデルとして復刻された、人気の“白帯”。
LUNKER STIK 2000 FC60です。
もう1本、少しライトなFC38という、これまた有名なモデルと共に、四半世紀を過ぎて蘇ってきた。
大感激だったワケです。
当時、同社のグラスロッドは、独自製法により、光が透過するほど肉薄で、軽く、しかも強い。
という特徴をアピールしていました。
フェルール(ロッドの継ぎ口)からブランク断面を見るとホント薄い。
ちょっと心配になるくらい。。
スエルドバットといって、手元に向けて、ググッと急に太くなるテーパーデザインを採用していて、意匠的にもスゴク、イケテマスが、パワーもバッチリ。
繊細さと大胆さをうまいことブレンドしているという感じです。
6フィート 2ピース 適応ルアーウェイト1/4~1/2 oz ライン6 lb~12 lb
です。。
ん!?
ロクマルって、もっと重いウェイトが背負えなかったか?
当時のカタログでは、5/8 ozマデとある。
ということで、少々疑問は残りますが、まァ、良く復刻してくれました。
使用した感じもナカナカ。
と、素直に感謝なのです!
この復刻はお祭り騒ぎでした。
なんと言っても50周年記念!
付属のロッドバッグも、ブラックレザー調の専用ケースまで再現したことはもちろん、ジャケットだの、バッグだの、おまけも凄かった。
フェンウィック。
今年で60周年だそうです。
(ア)
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