- 2014-6-16
- ブラックバスルアー
スポーツザウルス社 ラージマウス・セラフ
ご無沙汰してました。久々のバルサ50ファミリーです。
ラージマウス(ブラックバスルアー図鑑10 https://www.lure-life.com/news/lure/large_mouse.html )のご紹介をした時に、耳が可動式のプラバージョンについてチョットだけ触れましたが、それがコイツです。
1999年頃からだと思うのだけれど、今までバルサとウッドだけだった50ファミリーにプラバージョンのラインナップが追加されはじめました。
プラ特有のテイストを謳ってはいたけれど、単純に、リーズナブルで、気軽に使えるところが嬉しかった。
サーフェスリグの仕様にするなど、プラでもチープなイメージにならない様にとのコトでしょうか、コダワリを感じる作りでありました。
最初、ペンシルベイトのビッグラッシュや、ダブルスイッシャーのホッツィートッツィー(ブラックバスルアー図鑑9 https://www.lure-life.com/news/lure/10th.html )など、比較的、形状がシンプルなところでプラ化され、セラフシリーズとしてリリースされていたんですが、しばらくすると、ナント、あのラージマウスにまで挑戦してきたワケです。
それも、単にオリジナルのコピーといった枠にとらわれない、ニューアイディアを盛り込んでいた。
それが、開閉式の耳。これには感動しました。
ホント、コイツの設計は大変だったと思います。耳の付け根の強度なんか、きっと随分と悩んだことでしょう。
で、どうせ、バキッ!と折れてしまう位だったら最初からフレキシブルな構造に!となったのか、最初から狙っていたのか?とにかく開閉式の耳はナイス!としか言いようがないアイディアですネ。
耳を閉じて、空気抵抗の少ない状態でポイントまでスッ飛んでいって、アクションを加えるとガバッと開いて水を掻く。
ジッターバグの発想から、クレイジークローラーの発想へ!
やってるコトがオモシロすぎのトップウォータープラグです。
耳自体のマテリアルをアルミなんかの金属にしなかったあたりにも何かコダワリがありそうです。
オリジナルのラージマウスと比べると、少しだけデカイ。耳の開き具合もデカイ。
でも耳が閉じるから、タックルボックスの中で場所をとることもない。なかなかなのモンです。
そうそう、同じ頃のお話しなんですが、50オリジナルのクランク(ブラックバスルアー図鑑7 https://www.lure-life.com/news/balsa50.html )もセラフ化されるんだろうか??などと考えている僕がいました。
ラージマウスでは大歓迎だったのに、何故か、オリジナルだけはプラ化して欲しくない。。
そんな思いを強く持っていたコトを思い出します。
何でカナ。。?
(ア)