ブラックバスルアー図鑑38: シャイナーミノー

ストーム社、スィンフィンのシャイナーミノーです。軽いのですが、ブラックバス用のミノーとして使用されることが多いルアーです。

米ストーム社 スィンフィン シャイナーミノー

ブラックバスルアー図鑑32、ホッテントットでご紹介したメーカーのミノーです。
スーパーシャイナーと印字されているものもあり、途中で名前を変えたのか、カラーリングで分けているのか、??です。

極薄扁平ボディーに幅広リップ。 だからバランスが非常に悪い。というか、バランスセッテイングが非常にシビアなルアーです。
アイチューニングをしてやらないとまともには泳がない。

でも、古いルアーで、その頃、アイチューンなんて知らなかった。。というか、当時、そういう概念自体があったものかどうか。。?
アメリカでは常識だったカモしれないし、まァ、少し頭を捻ればわかったんじゃね?ってこともいえなくはない。
ただ、この頃、あの、ラパラでさえ、出荷前の調整は、リップの表面を少し削って角度を変える。みたいなコトをやっていて、職人芸並みのきめ細やかさが、ラパラの品質を保っている。なんて感心していたのも事実。

写真のヤツですが、アイ、40度近く曲げてあります。 で、ようやくバランスがとれて、使う気になった。
そしたら、今度は飛ばない。。軽いし、空気抵抗も相当なモノです。
渓流タックルでやっと、釣りが成立しました。
渓流で使ってみるか?などとも考えましたが、こんな微妙なバランスが流れの中で役に立つとも思えず。。

今思えば、渓流や、湖のバックウオーター、やってみれば何かニューメソッドを編み出せそうな気もスゴ~くするのですが、とりあえず、出番の少ないバスプラグという立ち位置に落ち着いてます。

出番の少ない理由は、やはりなんといっても、その軽さ。たった一つの理由であります。
動きはすごくイイんです。
トップウォータープラグとして、水面でヒラを打たせてやると、まるでホンモノの小魚のよう。
メッキ仕様もあるので、本来だったらソッチのほうがより効果があると思われます。

川バスなら、流れに乗せて、時々、キラリ、ヒラリ。

ホラ、
なんとなくイイ感じがして来ませんか?

(ア)

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