- 2014-5-14
- ブラックバスルアー
仏ソーシー社。
ブラックバスルアー図鑑、フランス製ルアーのご紹介はもしかして初めてかナ?
1970年代、オリムピックが扱ってました。77年のティムコのカタログにも載っている。。ティムコ的には、ソシー社、ソシーベイト。
写真はオリムピックのもので、パッケージには、OLYMPIC FISHING TACKLE JAPAN や、 Patented-Made in Franceの文字、同社トビウオマークなんかがバシッと印刷されているのだけれど、MADE IN FRANCEの文字だけは、なぜか赤いスタンプが、かすれ気味にペタン!
本当はタイイングアイのところにスナップが付属されてます。
海のトローリングや、サーフ用のルアーとして、60グラム、16センチなんてヤツもラインナップされてましたが、良く考えると、バス、全然OKですよネ!当時は、そんな度胸のあるヤツ、きっといなかった。。
やってみれば良かったカナ? 鯉釣りの竿か何かで!(笑)
今風に言うとスイムベイトです。
パテントがあった様で、スイムベイトの元祖的存在。
今、多くのモノは尾びれに水圧を受けてスイムしますが、コイツは垂直に降ろされたリップに水を受ける。そしてご覧の通り、切り身が中央部で皮一枚つながっている。
泳ぎは、当然の如くイイ。見事なモンです。
シイテ言えば、魚がリラックスしている時の泳ぎと言うか、オタマジャクシやドジョウ的なナマメかしさと言うか、要は人が想像する魚の動きそのもの。
緊張感を漂わせたベイトフィッシュの、ピピッ!ていう、細かな泳ぎとは若干ながら異なるカモしれません。
リップ付け根の後ろ側にシンカーが仕込まれていて、沈みます。リーリングをやめると沈む。
その沈みかたが気に入らなかった。。
スパイラルフォール!今では、そんな呼び名まであって逆に釣れそうな気もします。が当時、ストップはご法度と思っていて、ファストリトリーブのサーチベイトとして使ってました。
若干頭を下にして、尾を外周側に、結構大きな軌道でスパイラル。。
うまく取り入れればミラクルな釣果につながったりして!?
(ア)