- 2014-7-8
- ブラックバスルアー
フロッグ トイズ スーズーン (初期型)
いつの間にかスーズーンⅡとか、目玉ナシとか、小さな目玉とか、グロ系デザインとか、小さいのとか、新作ルアーとか。。
このブランドのトップウォータープラグは、実に愉快です。
プラのルアーって、通常、メチルエチルケトンとかの有機溶剤や、その他の接着剤で、半分ずつのパーツをくっつけて中空ボディーをつくっている。
イイ加減を書くと怒られてしまいますが、写真の初期型、接合部かどこかから、内部への水の浸入を許し、改良して、スーズーンⅡになった様な、そうではなかった様な。。??
少なくとも僕の初期型は水が入って来る様なことはない。
だから、自分の中では、Ⅱと同じ。カナ?
そういう位置付けのツモリで使ってマス。
カエルをモチーフとした、この造形が最高!カラーリングが最高!リグの感じが最高!鈴江さん最高!?もう、大好きなプラグです。
あっ、鈴江さんはフロッグプロダクツ代表、荒井謙太さんの母上様とのコトでございます。
スーズーンの名前はココからラシイ。
アクションの話を少し。
スノボやカービングスキーって、板の中央部の幅が狭い。前後で広い。
要するに、ナイスバディーのお姉さんよろしく、ウエストがくびれて円弧を描くサイドカーブ。
コイツが結構きつく設定されている。
だから、このカーブが雪面を捉えると、カーブに沿ったターンが可能。
要は、ターンが簡単。というワケです。
さて、スーズーン。
上ゾリボディー。
お腹は出っ張っているけれど、背中はというと、そう、クビレ。です。
だから、ボディーを傾斜させ、このクビレに沿って、ホント小さくターンを決めるコトが出来るスグレモノ。
ターンの時、今までポカーンと浮いていたカエルが、何かに驚いて急に逃げだした様な、パシュって感じの音がマタいい。
ここで、終わりだと、メデタシ、メデタシなんですが、実はそれだけではチョットない。
次は、目出たしは、メデたいか、メデたくナイか?というお話し。
現在、目玉なしバージョンが人気の様な気がします。
ボディーが傾斜すると、デカイ目玉が水面と接触、抵抗が発生してターンの推進力の弊害となる。。
そういうコトだと想像してマス。
でも、僕はというと、目玉あってのスーズーン。
十分にメデタシです。だいたいカエルっぽいほうが、イイ。
それに、目玉のお陰かどうかは実際のところ??ではありますが、時々、スゴイことが起きている気がする。
凹んだ背中がターンのインサイドではなく、アウトサイドにキテいる。
どう考えても、そう思える様なターンをする時がある。
もう、スノボの反対。
ウエストのくびれたお姉さんどころか、デップリメタボオヤジが、その突き出たお腹を内周に、パワーターンを決める。
そんな感じ。
で、これが起こると、背中がスプーンの様に水をすくって、“ザシュッ”と大きな音と共にスプラッシュを発生させる。
自在に出来る様になるとオモシロイと思うのですが、困ったことがひとつ。
普通にターンさせることが既に少しだけムズカシイ。。
???
さっきのスノボの話は何だったの?ですよね。
実は、ボディーを傾斜させること自体に、ちょっとコツが必要で、真正面から引っ張ってしまうと、まっすぐ、スィ~っと、大移動してしまう。
上ゾリボディーだから、結構、滑っていく。
個人的にはコイツの長所を徹底的に生かして、小場所で何度も小さくターンをさせてやりたい。
その場から一気にいなくなってしまうとチョット困る。
プラグの向いている向きを良く見て、その反対側から、鋭く小さく、ビシッ!とアクションをつけるのがマル。カナ?
連続ワザでは、スィ~っといってしまわない様、リズム感を大切に。
で、リズムの中で、あの“ザシュッ”が起きます。
まだ、このプラグを使いこなしきれてない。。
でも、それって、まだまだ楽しみがたくさん残っている。というコトでもアル。
本当はスーズーン、Ⅱで変身。ゼンゼン扱いやすくなっている。
とも聞きます。
(ア)