ブラックバスルアー図鑑8: アンクルスミス

バルサ50ファミリー、ザウルスのアンクルスミスです。手前はスミス販売期のものです。

ザウルスルアーのご紹介を少し続けようと思います。
バルサ50(ファイブ・オー)ファミリー、アンクルスミスです。

手前、コーチドッグのヤツは、ザウルス期以前、発売当初1980年か81年のモノで、スミスから売られてました。
サイズ感が随分異なります。古いほうが、体が短く、テーパーがきつい。そのわりに口のサイズが変わらない訳で、迫力あるアクションをします。音も強烈。ポッパーとしての要素が強いです。ただ僕は悲しいことに、初期型ではナマズ1匹、バス1匹。それしかヒットさせた事がない。。

スミス1980年のカタログには、“ライブリーポッパー“との、カテゴライズがされてます。
後のザウルス期、少しボディーが長くなったのは、ダーターを意識した為ではないでしょうか?

このプラグの目玉の飛び出しっぷりには参りました。ブラックバスルアーは、こうでなくっちゃ!
しかも、寄り目! トップウォータープラグって、こういう、意味の無いところに良さがあります。つい、ラインを結びたくなる。
コイツで釣りたい。たくさん釣るより、コイツで1匹。そういう気分にさせられます。
(トップ用ではないのですが、50デープという50のデープクランクバージョンも“出目”で、イイ味出してました。)

ところで、有名な話ではありますが、“トップウォーター・バスフィッシング”って、日本発です。海外ブランドにだって、トップ用はある。でも、トップに特化したゲーム性の豊かさ、楽しさを広め、“トップウォーターゲームフィッシング ”として、ひとつのカテゴリーを構築したのは日本人。 同社社長、故 則 弘祐氏でありました。

オヤジバサーは、一人残らず、氏の影響を受けてます。(言いすぎか。。?)
で、コイツで1匹。の感性は、おそらく世界中で日本人バサーが一番強く持っていると思われます。(言いすぎか。。?)

バス・トーナメントが流行り、フィネスの釣りが流行り。。これもひとつのカテゴリー。
楽しいです。
でも、たまにはトップで のんびり息抜きしませんか?釣れないとダメな人は、根性で釣ってください。(息抜きにならないカモですが。。) 僕の場合50UPは、何故か全てトップです。

余談ですが、ナマズは50センチありませんでした。。(汗)

(ア)

関連記事

ページ上部へ戻る