- 2014-9-11
- ブラックバス注目記事
- [●●が教える], 秋, 琵琶湖
諸富真二が教える、9月、10月の琵琶湖!秋のバス釣り大作戦。
諸富真二プロフィール
ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014 ( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中の諸富真二さん、ノリーズプロスタッフにして、輝かしい戦績を誇る。
2013年
NBCチャプター琵琶湖最終戦 優勝
近畿Aブロックチャンピオンシップ 優勝
西日本決勝 5位
2014年
琵琶湖最強トーナメント B.A.I.T最終戦 準優勝
NBCチャプター琵琶湖 最終戦 優勝
NBCチャプター琵琶湖 年間2位
今、まさに絶好調の諸富真二が秋の琵琶湖を斬る!
秋の琵琶湖を知れば、テンションはマックスに!
琵琶湖は、琵琶湖大橋を境に大面積を占める北の部分を北湖、南は南湖と呼ばれる。
南湖はシャローエリアを多く持ち、ここから瀬田川へと流れ出す。
よって、琵琶湖は基本、北湖から南湖への湖水流があり、瀬田川の南郷洗堰で調整される放水量によって、この湖水流に強弱がついてくる。
秋は、この放水量が少なく、湖水流の停滞が起こりやすい。
更にターンオーバーも影響し、元来、南湖と比較して水質がいいはずの北湖は次第に水が悪くなる。
水温も下がり傾向だから、バス釣りには厳しい季節。
やせたバスも目立つ様になる。
イイコト無クね?そう思いますか?
でも、何が厳しいかを知る人は、オイシイ部分も見えている。
諸富真二のテンションは、この秋、マックスを迎えるのです!
秋は南湖で決まり!
秋は、ズバリ南湖。
諸富さんは南湖シャロー攻略のスペシャリスト。
シーズンを通して、水深2.5メートルより深いレンジは狙わない。
秋も当然ハマリ時。 9月から11月中旬までのパターンがあると言う。
▲ 諸富真二ガイドサービス 2013年秋の思い出。
琵琶湖 秋のキーワード
■キーワード その1:ボディーウォーター
ボディーウォーター。つまり、流芯。
出来るだけ北湖からの水流の影響を受けない場所で釣りを展開することがキーとなる。
静かなワンドの中など、夏までの南湖の水質を長く保てる場所が点在している。
■キーワード その2:シャーローエリア
諸富さんにとって、これはいつでもキーワード。
捕食エリアのバスはヤル気があるから効率がイイと考えている。
超大物を!であれば、深場もアリだが、60センチまでのバスならシャローで効率重視の釣りがイイ。
■キーワード その3:ベイトフィッシュ
ザリガニを意識したカバー打ち。
ザリガニはアメリカザリガニ。
15センチもある “マッカチン” をハサミが引っかからない様にすばやくオシリの側に回って、一気にズボッ!っと吸い込む。
狙うのは、そんな強いバスだ。
コレはさすがにテンション上がりマス。
ブルーギルを意識して、スピナーベイトやチャターベイトなどの巻きモノも使用するから、こちらもコンディションのいいバスが期待できそう。
■キーワード その4:ベジテーション
ヒシ藻。ヒシ科の浮葉性一年草。
10月にはヒシ藻も枯れ気味でまばらとなるが、コイツの藻穴やカバーをクローワームのテキサスで打っていく。
浮いて来ているバスが狙いだから、着水と同時にバイト!なんてコトもあるそうだ。
諸富真二おススメのルアーはコレだ!
諸富さんは、ノリーズのプロスタッフ。
ノリーズ・ルアーなら、そのポテンシャルと、一番効果的な使用方法を120パーセント把握している。
▲ベジテーションには、エスケープ ツイン(ノリーズ)
浮いている魚を狙うから、夏よりも軽め。5/8ozくらいでリグる。
着水と同時や、フォール中にもバイトがあるから、ラインを見てアタリをとることも忘れずに。
風が吹いたら重いほうが扱いやすい。
▲チャターベイトなら、フラチャット 7グラム&10グラム (ノリーズ)
▲スピナーベイトなら、クリスクルS 3/8 & 1/2oza (ノリーズ)
▲バスベイトなら、ボルケーノグリッパー 3/8 & 1/2oz (ノリーズ)
例えば巻きモノの釣り。
その日のバスのレンジに合わせて、チャター、スピナベ、バズ を使い分ける。
その日のパターンが見えたら、あとはバスボートの機動力を生かし、とことん、その釣りを繰り返すことが出来る。
バスのレンジが上ずっている場合でもボトムまでの距離は大切で、魚探で同じ水深のエリアを探したりもする。
ガイドサービスの予約
いかがでしょう?テンション上がって来ました?
琵琶湖はデカイ。南湖だけでも相当なモノ。
バスボートで展開される釣りのスケール感を是非とも味わってほしい。
今までとは違ったフィッシングセンスが磨かれるハズだ。
ルアーライフのサイトページから、“諸富真二ガイドサービス” のサイトページへジャンプすることが出来ますので、早速予約してみてほしい。
( https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=150 )
おまけ
バサーにとって、秋の雨は辛い。基本はそう。
春の雨とちがって、水温の低下を招く直接的な原因となるからだ。体も冷える。
しかし、実はここにチャンスが隠れている。
それが秋の荒食い。
大きく水温を下げる雨は別としても、荒食いの呼び水となるのは、雨。
雨の釣りは決して快適とは言えないものの、いい思いをしている人が確実にいたりする。
諸富真二さん、雨の中、ボートを出すのも大好きです。
(ア)