- 2018-11-5
- ブラックバス注目記事
- 秋, 相模湖, 柿川清修
こんにちは、柿川清修です。2018年9月に初めてバスフィッシングにおける「試合」というものに参加して、すっかりその楽しみに目覚めてしまいました!
今回も相模湖、2018年10月28日(日)の柴田カップに参加してきましたので、その内容をお届けしようと思っております。
この度はこの私、トーナメント初心者が盛大に大失敗をカマしておりますので……(笑)是非ともこれから大会に参加したいと考えていらっしゃる方々と内容を共有したい次第であります。よろしければ是非↓↓
1. 前日プラクティス
27日(土)は正午から夕方5時までプラクティスを実施しました。水温も16度前後とだいぶ下がってきておりましたので、どんなレンジにバスがいるのか、桂川中流から本湖を大まかにチェックです。
バイトの遠い時間が長かったのですが、やはり魚探の無い私には岩盤のエリアが有望なようで、4時頃になってメタルバイブに良い反応がありました。
本番でも持ち込みたいナイスなキーパーをゲット!そして同じキャストコースで立て続けにもう一本釣ることができました。
ヒットルアーはisseiザリメタル6gです。小さ目のメタルバイブですが、ディープに落としても8~10lbラインのベイトフィネスタックルでギリギリ手元にバイブ感が伝わって来る……このバランスが気に入っており、数年前から良く使っています。
プラでの釣果はこの二本で終了でした。夕方の時合がもたらしてくれた釣果だと思うので、明日、本番の参考になるのかは微妙に感じましたが……ともあれ明日もこういった時合を掴むより他に手は無さそうです。岩盤を粘り気味に廻りながら、明日はダウンショットも投入して魚を獲ろう! と考えておりました。
2. 本番当日
相模湖は本番当日も快晴! 水の変化も特に無さそうで、これなら昨日と同じように釣れてくれるかも……と期待が高まりました。が――
開始前のミーティングでいきなりドキリとする業務連絡がありました。その内容は↓↓
『そろそろディープで魚を釣ってくる方もいらっしゃると思いますが、魚のダメージを考慮して、必ずエア抜きを実施してウェインしてください』
エ、エア抜き……だと……ッ!?
私筆者、実はエア抜き未経験。もちろんエア抜き用の針など持っていませんでした。出船直後に「バス エア抜き」で検索してみると、深場の魚を釣り上げた場合、圧力の変化で魚の浮き袋は膨らんでしまうそう――パンパンにエアの詰まった魚はライブウェルで上手く潜ることができず、お腹を上に向けてプカプカ浮いてしまい、最悪は弱って死んでしまうという情報が……。
私はディープメインで釣りをする予定でしたから、これはマズイなと思いましたが、魚が自然と慣れてくれる場合もあるという情報だったので、取り敢えず一匹釣ってみて考えよう……そう思い釣りを開始しました。
いや~……、本当に反省しています。この判断が非常に愚かでした。
そして昼ごろにようやく一本目をゲット。ダウンショットでの釣果でした。
苦労して釣ったキーパーだったのでネットインした瞬間は凄く嬉しかったのですが、ライブウェルに入れると案の定、お腹を上に向けてプカプカ浮いてしまいました。
手持ちのフック等でエア抜きの代用ができるはずもなく、どうしたものかとスマホで検索している間に、ライブウェル内の水流で顔を排水口に突っ込んでしまうバスの姿など、本当に酷いものでした。
「駄目だ……ウェインまでの残り2時間、このままで生かしておける気が全くしない……」
普通のキーパーですが、これでも試合なら十分ポイントになる貴重な一本です。でも、死なせてしまっては検量も何も無い。死魚は当然無効です。私は泣く泣くこの魚をリリースしました。バスは帰って行きましたが、やはり泳ぎ方がぎこちなかったです。アッサリと鵜に食べられてしまいそうでした。
そして自主的にストップフィッシング。今回の試合はスコアゼロという悔しい結果に終わりました。
3. 反省
今回の反省点は釣り云々ではなく、単純にエチケットの問題です。もう随分とバス釣りを楽しんでいる身でありながら、エア抜きにまるで興味を持たなかった自分が恥ずかしいやら悔しいやら……。
有難いことに、ツイッターでベンズメンダーというエア抜き針をフォロワーさんに紹介していただけたので、早速、購入してみました。次回の釣行では、必ず次の一本でエア抜きを経験しようと思っています。とても使いやすそうです。↓↓
琵琶湖ガイドの庄司潤プロの動画も大変解り易いです↓↓
これなら自分にも簡単にできそうだと思いました。簡単なだけに、やはりたったこれだけのことを疎かにしてウェインを逃したことは非常に悔しいです。これから試合に出ようとしている方がこの記事を読んだなら、是非! エア抜き針をお忘れなく!
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