- 2014-9-26
- ブラックバス注目記事
- [●●が教える], 河口湖, 秋
塾長 喜多野朋作が教える、9月、10月の河口湖! 秋のバス釣り大作戦。
喜多野朋作プロフィール
ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中の喜楽塾・塾長こと、ご存知、喜多野朋作さん。
元TOP50も経験する凄腕。
現在はdeps フィールドテスターにして、喜楽塾TFSガイドサービスを営み、河口湖を中心に山中湖、西湖などのバス釣りシーンを常に活気付けて来た。フィッシングガイド歴は既に17年。
河口湖を知り尽くす男。
この秋、河口湖でデカバスを釣る。
関東エリアでのビッグフィッシュ情報は常に喜多野さんにフィッシングガイドを依頼したバサーによってもたらされて来た。
春も。夏も。
特に7月の大会新記録、57.5センチは記憶に新しい。
大会新記録!河口湖でブラックバス57.5センチ
https://www.lure-life.com/news/blackbass/bass57-5cm.html
当然、秋もデカバス必至。
河口湖は、過去フロリダバスが移入された歴史を持ち、関東圏に於いては最もビッグワンに近いレイクとも言えるが、観光レジャースポットとしての側面も色濃く、とても賑やかな湖。
大物攻略の術を知るバサーは少ないかもしれない。
ビッグワンドリーマー御用達、喜多野朋作さんに、秋の河口湖攻略を伺った。
▲喜楽塾TFSガイドサービス 2013年秋の思い出
本当に秋は釣れないのか?
秋の行楽シーズン。湖面にはビッグあひる(白鳥?)、通称バシャバシャボート。コレが、あっちでバシャバシャ。こっちでバシャバシャ。楽しそう。。
そして、バサーを悩ますターンオーバー。
秋、気温の低下や、雨、強風といった水温変化の要素で、湖水の上下がひっくり返り、異なった水温層を形成していたサーモクライン(水温跳層)も崩壊する。。
スゴク乱暴な表現だけど、大まかにはそんなイメージ。これがフォール・ターンオーバー。
トップからボトムまでが、一定の水温になったり、強い濁りが見られたりする。
湖底の泥や、質の悪い水などが一緒に巻き上げられる場合もあり、そうなると、手が出ない。。なんて、ぼやくコトにもなる。
でも、チョッと待ってほしい。本当は、ピンチはチャンスなんです。
河口湖 秋のキーワード
■キーワードその1: ターンを避ける
この秋、ターンオーバーは既に始っているとはいえ、湖全体で同時期に起こるわけではない。ターンを避けたエリアを攻める。
頭を切り替えれば、これでポイントが絞り込まれたことになる。
これがまずは常套手段。バスボートの機動力を生かし、水質のいいエリアへ。
例えば溶岩帯へ続く水深4~7メートル位のディープフラットを潜行性能のいいクランクベイトで泥ケムリをあげるほどのボトムノックでアピールさせる。
通常のディープクランクでは手の届かない6メートルとか7メートルのレンジへルアーを送り込むには、ビッグクランクベイトによるドラッギングも効果的。ラインを長めに出し、ボートでクランクを引いてやる。この時、クランクベイトは能力以上の圧倒的、潜行性能を発揮するから、確実なボトムノックが可能となる。
そしてもう一つ。これも、ビッグクランク。
中層にベイトが確認できる場合、コイツらを脅かしてやろう。という作戦。
なにもイタズラではありません。一気にダイブ、中層通過と同時に、一気にベイトが散る。これが誘いとなり、ボトムに達したクランクには、一気にビッグバスがバイトしてしまう。。
■キーワードその2: ターンを狙う
次は、あえて、ターンのエリアを選択するというやりかた。
水質が悪化したら、あえてターンを釣る。
えび藻。
ヒルムシロ科の沈水性多年草。湖底に根をはり、水面にまで届く。
このえび藻、湧き水のあるところには集中して生えたりする。これが答えだ。
水面に届くほど背丈のあるえび藻が生えていて、しっかりと水深のある、沖目ベジテーションを狙おう。
規模が大きいホドいいのは言うに及ばすで、えび藻の林の中には、とびきりフレッシュな水が蓄えられている。
当然の如くバスが集まっているというワケだ。
そしてこのえび藻。密集している様には見えても、ボトムに近い側では結構な隙間が出来ていたりするから、そこへルアーをプレゼントする。
それには表層のえび藻をすり抜けて、ボトムにまでルアーを落とし込んでやる必要がある。
1オンス程度のヘビーガード仕様のラバージグで、トレーラにはポークリンドを付ける。
河口湖はワーム禁止だから、ご注意を。
こいつで、パンチングする。
宙高くに放ったルアーを水面に叩きつける様にロッドを操作して、カバーを打ち抜きます。
アタリは明確に出ることが多く、エキサイティングな釣りが、藻の枯れてくる10月いっぱいくらいまで楽しめる。
■キーワードその3: 秋の荒食い
10月には越冬に備えて派手に荒食いする50アップ、60アップが狙える。行楽の喧騒が少ないエリアを狙うことが重要で、ドデカい、ディープクランクで探るとドデカいバスが喰ってくることも。。
溶岩帯はここでも無視のできない重要なポイントで、潜行深度4~5メートルのクランクや、それ以上の深度であれば、10メートル位マデなら、1オンスクラスのスピナーベイトのスロー引きも高実績だ。
喜多野塾長おススメのルアーはコレだ!
▲デプス、DC-400カスカベル 溶岩帯で高実績!
▲左:デプス、バイオレータージグ パンチングに。
▲右:デプス、フラットバックジグ パンチングに。
▲デプス、Bカスタム 1oz 溶岩帯で高実績!まずは、シルバー&ゴールドブレードのコンビで!
▲ストライクキング、10XD ビッグクランク!
▲ラッキークラフト、S.K.T. マグナム 中層のベイトを散らして誘おう!
ガイドサービスの予約
浅いエリアは風下なら、すぐにターンしてしまうことも多い。
また、ショアライン周辺のウィードがまばらとなり、陸っぱりでフィネスの釣りや、スピナーベイトが引ける様になるのは、行楽シーズン、紅葉と同じくらいの時期から。
だから、プレッシャーを避けた大物狙いの釣りには適さないともいえる。
レンタルボートも良いのだが、この際、一度、喜多野さんにガイドをお願いして、バスボートでの釣りというのはいかがだろう。
ヘビー目なタックルが必要となるコトは既にお分かりいただけたことと思うが、喜多野さんの、喜楽塾TFSガイドサービスでは、depsのロッドをはじめとした、無料レンタルのタックルを用意してくれている。
ルアーライフのサイトページから、喜多野朋作さんの “喜楽塾TFSガイドサービス” サイトページへジャンプすることが出来るから、早速ガイド予約をしてみよう。
実際のポイントを前に解説して頂きながら、この秋はロクマルを狙ってみては?
喜楽塾TFSガイドサービス
https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=151
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