- 2014-9-25
- ブラックバス注目記事
- [●●が教える], 亀山ダム, 秋
岩堀航が教える、9月、10月の亀山ダム!秋のバス釣り大作戦。
岩堀航プロフィール
ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中、ブラッディーこと、ご存知、岩堀航さん。
2014年JB TOP50メンバーにして、数多くのフィッシングメーカーとの契約を交わすバスプロ。
あの、ゲーリー氏との親交も深い。激戦のトーナメントを戦い抜く一方、広くバスフィッシングの楽しさを知ってもらうべく、フィッシングガイドサービス(Bloody Guide Service)を営んでいる。
岩堀航おススメのフィールドはズバリ、亀山ダム!
岩堀さん、この秋イチ押しの関東フィールドは、亀山ダム。
なんと言っても、亀山ダムは景色がいい。
都心から1時間とは思えないほどの素敵なロケーションの中、コンディションの良いバスを狙った釣りが手軽に楽しめるのが亀山の魅力だと言う。
秋は亀山ダムで決まり!
亀山ダムは、船外機の使用が禁止された、エレキオンリーのフィールドだから、静かで落ち着いた釣りが楽しめる。
深山幽谷とはいかないマデも、確かに秋の亀山ダムには趣きがある。タフなレイクであることをつい忘れそうになるが、まぎれも無くここはメジャーフィールド。秋のタフコンディションの中にある。
景色がいいだけでは満足などできないから、本当に気持ち良くなるために、ブラッディー 岩堀航が 釣り方、教えます。
▲岩堀航2013年秋の思い出。
亀山ダム 秋のキーワード
■キーワード その1:水質
秋は、ターンオーバーの季節。
気温の低下や、雨、強風といった水温変化の要素で、ストックされた湖水の上下がひっくり返り、異なった水温層を形成していたサーモクライン(水温跳層)も崩壊する。。
スゴク乱暴な表現だけど、大まかにはそんなイメージ。これがフォール・ターンオーバー。
トップからボトムまでが、一定の水温になったり、強い濁りが見られたりする。
湖底の泥や、質の悪い水などが一緒に巻き上げられる場合もあり、そうなると、かなり手をやくことにもなる。
ウィードなどが少ない分、亀山ダムなどのリザーバーはターンの影響が出やすい。ともいえる。
9月中旬に於いては、アオコの影響も若干ながら引きずっていて、今後は、「水探し」が、釣果を分けるといっていい。
ロッドの先端で水面をかきまわして泡が残る様なエリアは、水質が悪い。
水のいい場所はというと、通常、川からの流れを意識したエリアや、岬など。
岬は水通しの良いポイントの代表格だ。
とはいえ、良いエリアは秋の深まりとともに刻々と変化してくるから、効率良く、ポイントを探すためには、通っている人に聞くなどの情報収集も大事になってくる。
レイク自体を深く知る意味でも、岩堀さんの案内があれば一番。
■キーワード その2:水量
秋、亀山は減水の季節。
9月中旬で、既に2メートルは少ない。水質のいいエリアを見つけたとしても、春に良かったカバーなどは、既に干上がってしまっているから、見えるカバーは限られたものとなってくる。
だから、ボトムの地形を理解していることが重要。是非、魚探が扱える様になりたい。
ここで、もう一つの考え方がある。それは、あえてショアラインを釣るということ。
ショアライン沿いのポイントは、全くのゼロとなった訳ではない。
カバーやレイダウン、とにかく水に浸かっている場所が残っていれば、しめたもの。
そこには、高確率でバスがつくから、岩堀さんの目が輝く。
シャローや、立ち木まわりをノーシンカーワームで狙う。氏の大好きなパターン展開、巻きの釣りだ。カバーの絡む岩盤ならば平行引き。デカイのが期待できる。
台風は、ターンオーバーの引き金となる為、嫌われることが多いものの、水量が増し、カバーが増えるという、良い側面を持ち合わせたりもする。
■キーワード その3:ベイト
秋、亀山でキーとなるベイトは、ズバリ、ワカザギ。
多くのビッグバス達が、ワカサギに注目する様になる。
この季節、ベイトの活動は、かなり活発で、気まぐれでもあるが、概ね、岬やブレイクの絡んだ、水深7メートル前後(時には9メートル前後)を回遊している。
魚探で見つけて、ダウンショットや、ジグヘッドで攻める。
ワームはカラーも大切。ルアーのシルエットが出る、黒やスモーク。もしくは逆にクリア系を試そう。
潜行性能に優れたシャッドやクランクベイトを使ってのボトムノックも面白い。
ボトムにまで届かなかったり、広く探るのであれば、クランクベイトによるドラッギングも効果的。ワンキャストしてラインを出し、そのままボートで引いてやる。この時、クランクベイトは能力以上の圧倒的、潜行性能を発揮するから、確実なボトムノックが可能となる。
リアクションによるショートバイトが多発する場合も多いから、フッキング性能にも気を配り、なるべく多くのバスをヒットに持ち込ませたいところだ。
岩堀航おススメのルアーはコレだ!
▲ハートテイル(ゲーリーインターナショナル) シャローでの巻きの釣りには必需品。
▲レッグワーム(ゲーリーインターナショナル) ワカサギを追うバスに。
▲アングリースティック(ゲーリーインターナショナル) ワカサギを追うバスに。
▲ショットオーバー5(ノリーズ) ディープレンジでのリアクションの釣りに。
▲コンバットクランク480(エバーグリーンインターナショナル)ディープレンジでのリアクションの釣りに。
▲左: TGW ワーム321 ファインカスタム#6 (がまかつ 写真は#5) おススメワーム用フック。
▲右: トレブルRB ミディアム(がまかつ) ショートバイトに対応。
ガイドサービスの予約
亀山ダムの釣りで、岩堀さんが最近気になっているのは、ライフジャケットの着用の無いバサーが多いこと。
ボート屋さんには必ず準備があるから、着用して欲しい。
取材の最後、岩堀さんは、そう付け加えた。
そんな、お人柄の岩堀さんには、メールで簡単にフィッシングガイドの依頼をすることができます。
ルアーライフのサイトページから、岩堀航さんの“Bloody Guide Service”サイトページへジャンプすることが出来ますので、早速ガイド予約をしてみては?
マン・ツー・マンのレクチャーで、秋の亀山を楽しむことができます。
Bloody Guide Service
https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=140
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