- 2015-9-30
- 痛ックルの世界
痛車や痛板のように釣具に好きなアニメやゲームのキャラクターを加飾する、「痛ックル」というものがあります。
ルアーはもちろん、リール・BOX・ロッドまで対象となるタックルは様々です。
大切なのは展示品や芸術品のように「飾る」のが目的ではなく、実際に使うものを痛くするというところです。
部屋に置いておくのではなく、どこにでも好きなアニメを持っていく・嫁キャラと一緒に釣りをするというのがキーポイントです。
それでは基本的な種類とその概要を説明していきましょう。
※ 著作権・版権を侵害しないようにしましょう。
市販されているステッカーやデカールの使用は問題ありません。
但し、著作権や版権のあるキャラクターなどを用いた独自画像を制作する場合、個人趣味の範疇を含め、侵害の対象となります。
ルアー
素材となるものが比較的安価に入手できるのがルアーです。
ルアーの種類によっては、お子さんでも痛化可能なものもあります。
表現できる面積が少ない・曲面が多いといったデメリットもあります。
また最近のルアーは鱗模様やエラなどのディテールが凝っているものが多く、デカールやステッカー貼付をする場合、如何にそれらを処理するかが重要になってきます。
リール
現在最も痛化された作品の多いタックルだと思います。
リールというメカニックなものと、アニメキャラのギャップが何とも言えない魅力を引き出していると思います。
ベースとなるリールのボディーカラーを活かすのも良し、キャラクターにマッチしたカラーにカスタムペイントするのも良し。
車やバイクのように外見だけではなくベアリングやケミカルといった内部にも注力するのが「デキる痛化」だと思います。
飾るものではなくあくまでも普段使うものですからね!
タックルボックス
釣具のなかで最大の表現面積を誇ります。
その大きさ故に全体の痛化がなかなか難しいタックルともいえます。
最近ではバスボートのように「ラッピング」するのが主流になっています。
ロッド
痛ックルにおいて最難関といえるタックルです。
表現できるスペースが非常に小さく、形状も円筒になっているのでデカール・ステッカーの貼付も限られてきます。
ガングリップなどを痛化したものもあります。
PLOFILE
Itackle Elite Unit
痛ックル精鋭部隊
私達 「痛ックル精鋭部隊」は所謂 ”痛車” ”痛板” などのように趣味の道具にアニメ・マンガなどのキャラクターを塗装・貼付して楽しむ”趣味サークル”です。
車でもスノボでもなく、たまたま私達の場合はロッドやリールといった釣り道具が対象だっただけ。
ただし、オブジェのように飾るのが目的ではなく、あくまでも普段使う道具として「より高性能に、より美しく、より個性的に」 というベース思想のもとに活動しています。