ブラックバスルアー図鑑17: プロウラー(オールドルアー)

ヘドンのプロウラー。への字でフラットフィッシュに似ていますが、アクションは異なります。

ヘドン社。
への字。前回、ブラックバスルアー図鑑16でご紹介したフラットフィッシュにスゴク似てます。
見た目、フラットフィッシュがあまりに魚っぽくないので、魚らしさをウマイ具合に引き出しました。
と、思いますよね!普通。 僕もそう思いました。ところが、コイツ、全く別モノです。

このルアー、良く見ると、タイイングアイの位置は随分と前方にあるし、リップの役割を果たすであろう、お魚の頭部は、当然ですが先細り。。これでは、フラットフィッシュの様に、しっかりと水を捕らえることは出来ない訳です。

ゆっくりとリトリーブすると、ヒョコヒョコと浅いところを泳いで来ます。
少し早く引いてみると、途端にバランスを崩してしまう。。

使えない。。

ず~っと、そう思ってました。
でも、違った。トップウォーターで使った時、途端に威力を発揮した。
こんな使い方があったとは!そう思いました。これこそ本来の使い方!これを狙ったか?それとも単なる偶然か?

時は流れ。。

アーキテクトのヴァンパイア、プラ版のリビングデッドをご存知でしょうか?コイツの登場は、僕からプロウラーの出番を奪いました。

全く同じ!ではない。基本的に同じ。と言っても多分、お叱りを受ける。
効果を発揮するシチュエーションは恐らく変わりません。
ただ、ナチュラル感とアピール力が断然、上を行っていた。。

そこら辺のお話は、リビングデッドをご紹介の際に!

さて、プロウラーです。もう、出番は来ないのでしょうか?
結構、本当の狙いは、また別なトコロにあったりして。
使いこなしていないのは僕の方かも知れません。。

ワクワクします。

(ア)

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