- 2015-10-19
- 雷魚
夏までの雷魚釣りと秋の雷魚釣り
うどん県の秋。
今年の3月から始まった、うどん県香川の雷魚シーズンのこれまでの状況を、掻い摘んでご報告。
それから、秋本番、これからの季節の雷魚釣りについても少々ふれておきますか。
9月までの雷魚釣り
8月は、まあ全然通常の、シーズン真っただ中。
なんですが、7月に比べると若干、雷魚の反応、活性、食い気は落ちた気がしました。
あくまでも7月に比べて、です。
9月に入ると急に涼しくなった感がありました。
去年の同時期は、もっともっと暑かった気がするね。
という事で、今年は9月の前半は雷魚の反応が、急に鈍くなった。
俗に言う、ショートバイトってヤツですね。
フロッグに喰ってはくるけど、口に入らん、喰いミスする、フッキング決まらん・・・。
3月から8月までは、フロッグのただ巻きで9割方を確保したけど、9月の前半はカバーのポケットや、カバーのエッジ、護岸のカバー際で、ネチネチ・チマチマ誘って、やっと喰う。
みたいな感じの雷魚ゲームになりました。
シルバーウィーク頃より、また気温も去年並みに回復して来ましたな。
この頃から、また、ただ巻きへの反応が良くなって、巻き倒す雷魚ゲームが楽しめました。
ただやっぱり、7、8、9月と季節が移ろう中では、少しずつ雷魚の反応がおとなしくなってきます。
ただ巻きでの反応が鈍い時には、場所やシチュエーションで、ネチネチ誘うゲームを織り交ぜて、魚を確保していく感じが増えてきます。
▲ フロッグは、季節感と雷魚の反応に応じたサイズを選ぼう。
フロッグにしても、大き目なものより、小さくて軽い、吸い込み重視のフロッグの出番が多くなってきます。
1バイトを確実にモノにしていくために。
ため池の状況
フィールド状況としては、各ため池の水面浮遊性植物群、いわゆる水面カバー群の隆盛も、少しずつ衰えを見せてきました。
7、8月は水面がビッシリとカバーに覆われていたのが、9月にはカバーのあちらこちらにポコポコと穴が空いて、青い空を映し出します。
逆に青々としていたカバー群生は、所々で色褪せて、茶色く変色を始め、水面上で絡み合っていた植物群の絡みもほつれ、ほぐれて、カバーの厚みがだんだんと薄くなってくる。
今はそんな季節です。
10月からの雷魚攻略方法
去年は11月までは釣果もあったんで、10月からの、私なりの攻略方法を少し書いて置きましょう。
まず、フロッグは小さくて軽量のものを使って、とりあえず雷魚の口の中に入り易くする。
ちなみに去年の11月には6センチ程度のシルエットで、10グラム強のフロッグを使いました。
▲ 約6センチ、10グラム強のフロッグに出た雷魚。
攻めドコは、護岸または岸際の凹みやカバーの複合してる場所や、沖目の残存カバー群。
カバーはこの先もっと薄く減って行くけど、全く無くなる訳じゃないんで、残ってるカバー群を攻める。
残存するカバーも、なるべく、ややこしいトコが、やっぱり魚が居る可能性が高いよ。
▲ こちらも10グラム強のフロッグ。但し、ルアーサイズは約5センチと小粒。
この時期、雷魚の反応は鈍く、おとなしくなるんで、フロッグを投げたら、まず15秒くらいはそのまま。
雷魚が見つけて近付いてくるまで待つイメージ。
リールを3、4回巻いて、止めて、15秒くらいチマチマ誘って、15秒くらい放置。
また3、4回巻いて止めて、チマチマ誘って、15秒。
この繰り返し。
チマチマ誘ってる時に、バイトが誘発されると言う塩梅。
これでも反応が無い時は、投げて30秒そのまま、チマチマ誘って30秒、みたいな感じ。
アクションとポーズにだいたい同じ位の時間をかけてやり、反応が鈍い時ほど、1サイクルの時間を長く取ります。
▲ 秋のおススメポイント。カバーが絡めば、護岸された岸際もいい。
岸際の凹みやカバーの複合した場所など、特にピンポイントで攻めたい時などには、チマチマ誘う時間を1分間、またはそれ以上なんて場合も多々あります。
10月以降は、1分以上誘って、やっとこさバイト誘発。っていうのが、案外、普通になってくるよ。
▲ 秋のおススメポイント。残存するカバーも、なるべく、ややこしいトコがいい。
雷魚シーズンの終盤、もうひとふんばり行きまっせ。
by 雷人参 –risingsun–
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雷人参-raisingsun-
神奈川県生まれの、湘南は茅ケ崎育ち。
雷魚を求めて、うどん県香川に移り住む。
祈願!年間釣行300日!
日々、是釣行。日々、是修行。色々なルアーの可能性も試したい!
2015年、香川県ため池 ライギョガイドサービス「雷人参」、始めました。
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