世界最強PEライン!?

PE

各社からPEの新商品が出てきてますね。
表面加工や、撚りの技術などで、強度、扱い易さ、細さなど工夫がみられます。

この春(2014年)でいうと、DUELのPEにフロロカーボンを+したラインが面白そう。

■Armored F+(DUEL)

画像:メーカーHPより http://www.duel.co.jp/special/armored_f/

made in japanの、極細PE。PE+フロロカーボンを施した上で、細さを実現。 メーカースペックで、強度15%UP、耐摩耗性5倍、飛距離最大10%アップ、低伸度で感度2倍と唄われている。+フロロにより、PEの扱い易さを飛躍的に向上させ、風などによる糸ふけも低減させたとのこと。

メーカーさんの宣伝文句はともかく、0.1号(4lb)からのラインナップは、PEの利用シーンが広がりますよね。エリアはもちろん、バスのスピンニングでの利用も面白そう。

さて本題ですが、各社からPEラインが出ていますが、世界最強を唄うPEラインに横浜のフィッシングショーで遭遇しました。その名も、「EXXA」(上のタイトル写真参照)

じぇじぇじぇじぇ(←流行遅れ) 0.3号で15lb!!  ほんとか??まじか??

展示ブースにいらした、人なつっこそうな社長さんに声をかけると、福岡県工業技術センターできちんと計測したデータに基づいているそうです。

しかし、0.3号とすると、例えばシーバス釣りでの太いショックリーダーとのノットの相性や、擦れに対する強度とか、大丈夫なのでしょうか?そのまま、疑問を社長さんにぶつけてみると、きちんと扱えば問題ないと、自信満々でした。

きけば、もともとはタイラバ用に開発したらしいのですが、摩擦系のノット(FGノットなど)を組めば、強度は十分発揮されるとのこと。

そのスペックに、初回の2000ロットは瞬殺で売り切れ。うーん、凄そう。

値段は、他の製品に比べると倍近いのですが、品切れしていない200m巻きの方を思い切って購入してみました。

※通販で購入 http://www.gear-lab.com/products/detail236.html

まず太さですが、いつも愛用しているC社の8本撚り15lb(0.8号)ラインと比べてみました。なお、このC社のラインは、各社のラインを渡り歩いて最近愛用しているもので、強度やコーティングの滑りの感じと、価格の値頃感も含めて気に入っているものです。

hikaku

うーん、本当に15lbでるなら、EXXAは確かに細い。

そこで、早速実釣投入してみました。ノットは、いつも利用している摩擦系の簡易ノットで試してみました。ライン自体が細いので、ノットでできる瘤も、一回り小さい。

先ずは、干潟で。 風が強かったのですが、やはり飛ぶ。飛距離が、感覚値ですが2割増しは出ている感じです。同行者にもタックルを渡して、試しにキャストしてもらったのですが、横から着水点をみていたら、やはりいつもより飛距離が出ています。

となると、問題は強度ですが、残念ながら釣れた魚がセイゴクラスだったので、あまり参考になりません。少なくとも、セイゴクラスであればまったく問題ありません。

また、根掛かりで、がっつり引っ張ってみたのですが、引っ張りの感じは愛用のC社ラインと遜色ない感じです。

次に、ブッシュのある運河筋の小場所で試してみました。 これは、ヘタッぴには厳しい。ヘタッぴキャストだと、どうしてもラインをすってしまう場面は多いですよね。糸がらみを乱暴にほどく、小枝に引っかける、柵や橋桁に擦る、自分の指のささくれに引っかける、ちょっと不器用な扱いをするとすぐに毛羽立ってしまい、ラインブレイクします。特に、乾燥シーズンだと、手先がガサガサしているので、扱いには苦慮するかもしれません。

現段階での使用感だと、ラインを擦る場面が少なくてすむフィールドであれば、その飛距離は魅力的です。干潟や、サーフ、河口などの開けた場所であればOK。

もちろん、扱いが丁寧な人や、キャストが上手い人なら、小場所でも気にならないかもしれません。

例えば、ヤルキバなどの軽いルアーでのバチパターン狙いには、かなり重宝しそうです。4月・5月の最盛期のバチパターンで、何十匹とひっこ抜いて強度を試してみたいと思います。

【サ】

 

>関連記事:PEラインのトラブル

 

 

 

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