- 2014-10-29
- シーバス
釣りに出かけていて、釣れないとブルーになったりしますが、「げえええええー」と叫びたくなるのは、なんと行っても竿が折れた時。ロッドのトラブルで良くあるのは、
・トップガイドに傷がついた/割れた!
・ティップが折れた!
がツートップでしょうか。
ガイドの傷は、ガイドだけ交換してもらえば済みますし。もちろん自分で交換にチャレンジでも良いですが、不器用人間からすると修理に出したいところです。スムーズにいけば、量販店に持ち込んでから、早ければ1週間程度で戻ってきますし、費用もガイドの種類にもよるでしょうが数千円前半のレベルです。
しかし、折れてしまった場合は、ちょっと修理というわけにはいきません。実質、交換のケースが多く、費用もかさみます。
基本的には、購入した釣具屋さんに持ち込めば良いわけですが、ネット通販で購入した場合はどうしたら良いのでしょう??
ネット通販で購入した場合でも、近くの釣り具店に持ち込めば受付してもらえるという話もありますが、実際の所どうなのでしょうか。
ということで、折れたところから、修理で戻ってくるまでをレポート。
■ロッドの疲労骨折!?
バイブレーションを投げまくったロッドが、疲労骨折(?)でバラバラになってしまいました。保証期間1年のところ、うまいこと13ヶ月目でバラバラで、保証期間外。ガックリ。。。バラバラ骨折では修理のしようもないので、新しいロッドを購入することにしました。
■ネット通販でロッド購入:9月7日
都内の大手釣り具チェーンを3店舗巡りましたが、店頭に並んでいるロッドのアイテムが少ない。
今だと、APIAさんのロッドが、かなり売り場を占有していましたが、以前よりも、店頭に並んでいるロッドのアイテム数が減った気がします。気のせい?
結局、ネット通販で購入することに。
■初回釣行でロッド折れた!:9月20日
さて、いよいよ初回釣行です。季節は秋。劇釣れと行きたい所だったのですが、強風の中で、下手っぴキャストが祟り、ティップが折れてしまいました。トホホ。。。。。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。いつもなら、購入した釣具店に持ち込むのですが、今回はネット通販です。どうしたら良いのでしょう?
■サポートページが文字だらけ!:9月21日
ネットショップのサポートページで、ロッド修理に関するページにたどりつきました。なんか、面倒くさそうな感じです。電話で聞いてしまおうかと思ったのですが、電話受付は一切しない、と明記してあるので断念。
メーカーの保証書は同梱されていましたが、販売店の購入スタンプは押してありません。同梱されたいたA4の納品書が、購入スタンプの代わりにすると書かれてあります。なにやら面倒くさそうなので、頻繁に訪れる近くの大手釣具屋さんに持っていってみることにしました。これまでも、別のお店で購入した釣り具でも、修理をしてもらった経験ありです。
■受付してもらえない!:9月21日
ところがです。釣具屋さんでは、受付てもらえませんでした。保証書に、購入店のスタンプが押されていないからダメとのことです。購入スタンプの代わりになる筈の紙は、もちろん出しましたが、「うちとしては、受付られない」の一点張り。
今時、ビックカメラやヨドバシカメラでも、メーカーの保証書に直接スタンプなんて押さないし、これだけネット通販が当たり前になっていて、どこのネットショップもスタンプなんて押してこないのに、、、、、、、
ただ冷静に考えると、対応したくない理由は思いつきます。
・保証書にスタンプなし
・通常修理ではなく、メーカー保証期間内の修理
・別のお店(ネットショップ)で購入したもの
・そのロッドは、そのお店に置いていない商品
※そのメーカーと取引があることは確認済み
と、いくつかの理由が重なっており、「手間をかけたくないのだよ」、というところが本音でしょう。
ただ、そのお店では、継続的にかなりの金額の買い物をしています。「本当は対応が難しいけれど、聞いてみますね」と、結果がだめでも、電話の1本でもかけてみる演出をしてくれれば、ますますファンになった所ですが、かなり残念。。。
■サポートにメール!:9月21日
ネットショップのサポートページを改めて熟読。
先ずは、故障状況をメールするようにとのことなので、メールを書き書き。
■サポートから返信:9月22日
翌日には、サポートからちゃんと返信がきました。よかった、ちゃんと対応してくれそうな予感、、、
佐川急便が、回収に来てくれるとのこと。メールの指示にしたがい、希望日(日曜日)を記入して返信。ただ、日曜日にしか家にいないので、希望日が6日後になってしまいました。
■回収:9月28日
希望を出した時間通りに、佐川急便が回収にきてくれました。
梱包は、自分で予め済ませておく必要があります。
今回は、購入直後だったため、最初に商品が届いた時の段ボールが残っていたので、そのまま使いました。なければ、段ボールを筒型か三角形型に折り曲げるなりして、梱包しましょう。
※今回は、ネットショップ側の手配で、佐川急便さんが回収に来てくれたので問題ないですが、自分で直接メーカーに送るような場合、梱包した状態で長さが170cmを越えると、運送会社によっては、受け付けてくれない場合があるようです。
■受付完了メール:10月1日
ネットショップから、受け取り完了メールがきました。
これで、一安心?
■無償対応、有償対応?:10月6日
ネットショップで受け付け後、メーカーに送られ、メーカー側の検品が入り、修理費用が幾らになるか確定されます。
折れた場合は、実質、交換になりますので、幾らの見積もりがくるかドキドキです。
回答がきました。メーカー検品の結果、今回は購入直後のトラブルだったということで、無償でパーツ交換ということになりました。
今回は、無償対応でしたが、有償対応の場合は、この段階で費用の確認を行い、実際に修理をするか、あきらめるかの判断をします。
■ついに戻ってきた~!:10月11日
紆余曲折しながら20日間の旅を終えて、戻ってきました!
戻ってきたロッドくん、その後は快調で、秋の爆釣の洗礼をうけてもビクともしません。当たり前か。
■結論:ネット通販でもロッド修理はOK
サポート体制がきちんとしているネットショップであれば、問題なく修理対応してもらえます!
商品を送ったり受け取ったりが面倒なのと、電話応対がないのは、ご愛嬌と想えば良いでしょう。
竿の場合、売り場面積の都合もありますので、リアル店舗の店頭に置いてあるアイテム数には限りがあり、ネットで購入する機会も多くなると思います。
ネットショップが修理対応してくれるかどうかを、予め確認してから購入すると安心ですね!
■おまけ:リールは?
今回はロッド修理でしたが、そもそも保証書が入っていないリールの場合などは、ネットショップでの購入いかんは関係なく、近くの釣り具屋に持ち込めば良いです。
その釣り具屋が、取引のないメーカーのものだと、受けてもらえないことが多いようです。ダイワや、シマノであれば問題ないでしょう。
丁度、塩噛みでゴリゴリになったリールがあるので、次回はリールの修理をレポートしますね。
(YK)