タックルハウスK-TENシリーズのトリセツ本の紹介

K-TEN少し前の本になりますが、最近釣りを始めたユーザーも多いので、改めて。

・ 本の「K-TEN」 二宮正樹(著)  岳洋社 (2010/11/8)

重心移動の元祖K-TEN SYSTEMの開発者二宮正樹氏のエッセイ集です。タックルハウス社のサイトのブログ記事をまとめなおしたものです。

K-TENシリーズの各ルアーのトリセツなど、普段なかなか雑誌などでは知ることのできない話が満載です。

今では当たり前のように各種ルアーに搭載されている重心移動システムは、宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘からヒントを得たそうです。小次郎の太刀のスピードに勝るために、武蔵はバットを逆に持つような木刀で挑んだのではないか、ルアーであれば前後逆になる重心で、さらにその重心が移動すれば良いのではないか、とイメージが繋がっていったそうです。

自分の仕事分野に直接関係のないところからも着想を得る姿勢は、すべての仕事人に参考になります。

K-TENシリーズの中でも、大好きなTKLM。

TKLM911

TKLM 9/11(90mm)

塗装が禿げ禿げで、ボディにもヒビが入ってしまったのですが、狭小運河での思い出ルアーで、捨てられない。。。

もともと、干潟などでのシャローで大物が釣れる釣れるといことで、人気に火がついたようですが、私は湾奥の運河筋でかなり投入します。 壁際をおとなしめのトウィッチで引いてくると、低速でのスライドアクションが絶妙で、はまります。シーバスが、水中から水面を割る姿がみれて興奮します。

[サ]

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