- 2015-11-2
- 痛ックルの世界
製作者:痛ックル精鋭部隊№15 もち@ぽん
ABU REVO Ver. 秋山 澪(ソルト仕様)
ベースリール: ABU REVO-S
作品名: けいおん!!(秋山 澪)
痛ックルとの出会い
痛ックルと付き合い始めてから数年。
始まりはたまたま訪れたblogです。
リールに塗装を施しデカールを貼ってコーティング・・
こういう事やってる人がいるんだ!それが、精鋭部隊の隊長うなぎいぬさんのblogでした。
とりあえずやりたがりの私は手元にあったRYOBIイクシオーネから始めました。
わけもわからず分解、清掃、塗装、デカール貼りつけ、コーティング、再組み立て・・
2週間ほど夢中で作り上げました。
このリールは今もロックフィオッシュ用として働いています。
▲ 記念すべき初号機、RYOBIイクシオーネ
ABU REVO Ver.秋山 澪(ソルト仕様)について
ベースとなったリールは「最初」はABU REVO-Sでした。
ご存じの通りアブのレボシリーズはパーツの互換性が高く、取り替えの自由がかなりききます。
私も手元のABUシリーズのパーツを取っ替え引っ替えしているうちにもはやREVO-Sとしての原形をとどめなくなってしまいました。
最終的にはハウジング部分はREVO-SX、サイドカバーはREVO-S、ギヤ、スプールはREVO-BJという組み合わせになりました。
ですから正確にはベースは「REVO系」と呼称した方がよいのかもしれません(笑)
しかしこの互換性の高さのおかげでスプール、ギヤ等の組み合わせを変えてやることにより、色々な釣りに対応できるようになりました。
今回も最初はバスのマキモノ用として組み上げたのですが、ギヤをREVO-BJに交換したことによって、リバーシーバスやロックフィッシュ用として使っています。
最新のリールに比べれば劣っている点も多少ありますが、サードパーティのパーツも豊富ですし、自由度の高さが私の好みに合っています。
デカールはリサイクルショップ購入した「痛車 けいおん!! HQ痛車 ディスプレイモデル AE86 秋山澪」を使用しました。
デカールを貼る場所を確保せよ!
痛リール製作で考えなければいけないのは「デカールを貼る面積を少しでも広く確保する」事だと思います。
最近のリールは小型化・軽量化する一方で、形状に段差もあるため、デカールを貼る場所を確保するのにかなり苦労をします。
今回使用したREVO-Sのサイドカバーは遠心ブレーキタイプのリールなので、ブレーキダイアルが無く、デカールを貼る面積を確保できました。
さらにデカールを段差なく貼るために、サイドプレートの段差をパテで埋めました。
使用するパテは、エポキシ系であれば何でもOK。
私は車補修用のパテを使いました。
塗装とデカール貼り
パテ埋め終了後は塗装になります。
今はコンプレッサータイプのエアブラシで塗装していますが、このころはカースプレーと簡易エアブラシで塗装していました。
ベースカラーの黒はカースプレー、ラッピング塗装部分は簡易エアブラシといった具合です。
塗装終了後デカールの貼り付けへと移るわけです。
私は痛ックルのデザインは痛車のようにキャラとグラフィックス、ラインがあって初めて形になると思っていますので、痛車プラモデルのデカールのようにキャラクターとバイナルラインなどが一緒になっている製品は便利ですね。
私なりの貼りこみ作業は、
① デカールをコピーしてそれを仮止めしながら配置を決める。
② これでOKと判断したら写真に撮っておいて、それを見ながら本番!
という手順で行っています。
乾いたら、2液性ウレタンでコーティングを行います。
痛ックルと釣り
先にも書きましたが痛ックル作成時にキャラとバイナルグラフィックの両方を得ることができる痛車プラモデルのデカールは必須アイテムだと言えるでしょう。
しかし最近は、痛車プラモデル自体新しい作品がなかなか出て来ず、入手には苦労しています。
また必ずしも好みのキャラが手に入るとは限りません。
その辺が頭を悩ませる点ですね。
プラモデルメーカーの方にはぜひ最近のアニメの痛車プラモデルを出していただきたいです。
(例えば9人の女子高生アイドルグループの話とか・・・)
私は釣りに行く時は必ず痛ックルも持っていきます。
私にとって痛ックルで釣れた魚は大きさに関係なく特別な意味を持っています。
釣れたことが喜びとなり、次回作へのモチベーションになります。
(まぁ、大きいの釣れれば単純にウレシイですけど!)
手が遅いのでなかなか次の作品を完成できないのが悩みですが、自分のペースで作成しそれを使って釣りをする・・
これ以上の楽しみは無いですね。