SFGJ2014特別企画　頂上対決！　－完全密着！バス釣り対決レポート－　vol.1

『誰が一番、お客さんに釣らせるのがウマイのか？』
フィッシングガイドのプライドを賭けた戦いは終わった。
第1回ＳＦＧＪ全国バス・トーナメント結果発表フィッシングガイド賞決定！編はコチラ＞＞

そして、勃発！第2次バトル！！
事前予告記事はコチラ＞＞

九州と四国の帝王が、完全アウェイ、関東・極寒タフリザーバーを舞台に、ガチンコ対決！！

飛行機で。10時間超えのロングドライブで。
名実ともに名ガイドとなったトップ1とトップ2がのり込んだのは、極寒のタフ・リザーバー、千葉県は亀山ダム。

完全アウェイがいい。そして自身の腕前も競う。
そんな闘争心が芽生えたのか。それとも、試してみたくなったとでもいうのか。

帝王・遠賀川の河猿近藤健太郎　VS　四国赤松暴れ鷹赤松美陽
寒い寒い亀山ダムの、熱い熱いバトルが、今、始まる！！

帝王・遠賀川の河猿近藤健太郎　VS　四国赤松暴れ鷹赤松美陽

▲左：帝王・遠賀川の河猿　近藤健太郎　こんどう・けんたろう
(O.S.Pプロスタッフ・ロッドマン代表)
九州、遠賀川をホームとするフィッシングガイド。
SFGJ2014 スーパーフィッシングガイド賞授賞者（優勝）。
ロッドマン＞＞

▲右：四国赤松暴れ鷹　赤松美陽　あかまつ・よしたか
(ジャッカルフィールドスタッフ)
旧吉野川をホームとするフィッシングガイド。
四国地区エリア別ベストガイド賞授賞者（第2位）。
たかさん旧吉野川バス釣りガイドサービス＞＞

ボトム vs シャーロー!
この2人、いったい、どこまで盛り上げてくれるのか！？

12月16日、朝6時30分。
僕らは、亀山ダム、東エリア上流、おりきさわボートの桟橋の上にいた。

つい先ほどまで、夜空には時々、稲妻が光っていた。
予報では、本日後半には雨も降り出すらしいし、刻々と大荒れの天候に向かおうとしているようだ。

まちがいない、何かが起こる。
この時、すでにそう感じていた。

いくら名フィッシングガイドの頂点を極めた二人とはいえども、そこは九州と四国のフィールドの人。
それも2人ともリバーのガイドだ。
関東、冬の激タフ・リザーバーを決戦の場に選べば、それは確かにフェアではある。

でも、釣れるのか。。？
本来なら、そう思ってもおかしくない状況。寒い。。

おりきさわボート桟橋

▲ 6:30AM　おりきさわボート桟橋

帝王・河猿、持ち込んだのは、ナント13本ものロッド。
その中から10本を選び、ボートに積み込んだ。
本気モード全開で、鷹をあおる。

一方、暴れ鷹、手にしたロッドは、ベイトロッド、たった3本のみ。

既にお互いの戦略をさらけ出している。
これは恐らく、ボトム vs シャーローの構図。
ここまでスタイルがちがうとは！
全く異なる2人。いったいどこまで盛り上げてくれようというのか！？
（それとも、陽動作戦か。。？）

「勝つ自信、ありますか？」チョット伺ってみると、
「もちろん、あります！」と、即答のご両名。

当たり前なのだけれど、今回の釣りは、魚との戦いであると同時に、人との戦い。
で、人に関して言えば、ガチンコ対決だから、相手はたったの1人。
たった1人の相手の戦略を想定して、それに打ち勝つだけの戦略を立てる。
だから作戦は、より具体的でなくてはいけなくなるし、自分に課したサクセス・ストーリーは、それこそ完璧に実行しないと、負ける。

そんなプレッシャーをかかえながら、気難しい自然や魚を相手に戦う。
これはきっと、僕らが思う以上に大変なことだ。

本当は、自分との戦い。ということか。。

それにしても、お二人、実に穏やかな表情なのです。